入舟辰乃助 : ウィキペディア(Wikipedia)

入舟 辰乃助(いりふね たつのすけ、1985年6月10日 - )は、落語協会に所属する落語家入舟辰乃助 - 落語協会、司会者。出囃子∶「むつのはな」。本名∶水谷 広

経歴

2006年3月31日に高校を卒業。2年浪人し、日本大学芸術学部に入学。在学中の2009年2月に第6回全日本学生落語選手権・策伝大賞にYO!二浪の高座名で出場し、決勝進出。

2012年2月に入船亭扇辰に入門し、11月1日より柳家小はぜと共に前座となる。前座名「辰まき」。前座中に椎間板ヘルニアで入院し一年以上休席した。2014年7月29日に復帰し、「辰のこ」と改名。

2017年5月21日に三遊亭歌実、林家あんこと共に二ツ目昇進、「入舟辰乃助」と改名。

芸歴

  • 2012年
    • 2月 - 入船亭扇辰に入門。
    • 11月 - 前座となる、前座名「辰まき」。
  • 2014年7月 - 「辰のこ」と改名。
  • 2017年5月 - 二ツ目昇進、「入舟辰乃助」と改名。

人物

学生時代はカラーギャングに所属し連絡隊長をしていた。(ちなみに本人は落語の家に於いて「TVの取材があり、集会に集められただけで連絡隊長ではない」と否定している。尚、辰乃助本人は取材されその内容は全国放送された。)

落語以外にも司会を得意とする。

品川区西中延に住んでいる。

2019年8月に噺家の仲間の柳家かゑる、柳家花飛金原亭馬久、三遊亭ふう丈と富士登山に挑戦した。

忍者の末裔という説があり、半蔵門線に乗るのが怖い。

亭号の「入舟」は過去に「入船」として存在している。入船亭扇蔵の初代と2代目は「入船扇蔵」を名乗っていた。この亭号を名乗るのは師匠入船亭扇辰のアイディア。当初「入船辰乃助」とするはずだったが、扇辰の兄弟子入船亭扇遊から「あんちゃん、辰乃助だったら『入舟』のほうがかっこいいよ」と言われたので『入舟辰乃助』とした。

出演

  • 二つ目物語(2022年、林家しん平監督)- 居酒屋の客 役

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/15 15:29 UTC (変更履歴
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