マイケル・フーバー : ウィキペディア(Wikipedia)
マイケル・フーパー(、1991年10月29日 - )は、ジャパンラグビーリーグワンのトヨタヴェルブリッツに所属する、オーストラリア出身のラグビーユニオン選手。
経歴
2010年、スーパーラグビーのブランビーズに加入。同年3月26日、チーフス戦でスーパーラグビーデビューを果たした。同年、第3回IRBジュニア世界選手権(アルゼンチン大会)のU20オーストラリア代表に選出された。
2011年、 第4回IRBジュニア世界選手権(イタリア大会)のフィジー戦で、U20チームのキャプテンを務め、大会最優秀国際選手に選出された。
2012年6月5日、オーストラリア代表として、スコットランド戦で初キャップを獲得した。同年のオーストラリア代表のテストマッチ15回のうち、13回に出場した。
2012年のスーパーラグビーシーズン終了後、新たにワラターズと契約し、2014年にはキャプテンとして決勝でクルセイダーズを破っての初優勝に貢献した。
2014年にはオーストラリア代表のキャプテンとなった。
2015年、ラグビーワールドカップ2015(イングランド大会)に出場。準決勝のアルゼンチン戦で50キャップを獲得した。
2019年、ラグビーワールドカップ2019(日本大会)に出場。
2020年、トヨタ自動車ヴェルブリッツ(現・トヨタヴェルブリッツ)に加入トヨタ自動車ヴェルブリッツ、2020年度 新入団選手のお知らせ . ジャパンラグビートップリーグ公式サイト (2020年10月5日). 2020年10月6日閲覧。。翌2021年2月20日にジャパンラグビートップリーグ第1節東芝ブレイブルーパス戦に途中出場で日本での公式戦初出場を果たすトップリーグ2021リーグ戦 第1節 レッドカンファレンス トヨタ自動車 VS 東芝 . ジャパンラグビートップリーグ公式サイト. 2021年2月20日閲覧。。2021年5月15日の準決勝まで、ヴェルブリッツとして10試合出場した。
2021年5月、ワラターズに復帰Michael Hooper in line for Waratahs return . Planetrugby (2021年5月17日). 2022年1月24日閲覧。。
2020年10月のオールブラックス戦で100キャップを獲得。当時の最年少記録(28歳348日)での達成となる。しかし最年少記録は、翌2021年2月にウェールズのジョージ・ノース(28歳319日)によって塗り替えられた。
2023年、オーストラリア代表はエディー・ジョーンズHCのもとで若返りをはかったことで、ラグビーワールドカップ2023(フランス大会)では代表選抜落ちとなった。
2024年、セブンズのオーストラリア代表として12試合出場したが、2024年パリオリンピックの代表チームには選ばれなかった。
2024年6月30日、オーストラリア代表からの引退を自身のSNSで発表した。代表としての最後の試合は、2023年7月9日に行われた南アフリカ戦で、125キャップ目だった。
2025年1月25日、ジャパンラグビーリーグワンのトヨタヴェルブリッツへの入団を発表した。ヴェルブリッツには、トップリーグ時代に在籍していた2021シーズン以来、4年ぶり。
受賞歴
- ワールドラグビー男子15人制ドリームチーム:2021年ワールドラグビードリームチームにエツベス、デュポン、Bバレットなど選出 . ラグビー共和国(2021年12月10日). 2022年11月27日閲覧。
ギャラリー
File:Michael Kent Hooper 210425a.jpg|日野レッドドルフィンズ戦(秩父宮ラグビー場 2021年4月25日撮影)
出典
関連項目
- U-20ラグビーオーストラリア代表
- ラグビーオーストラリア代表
- ブランビーズ
- ワラターズ
- トヨタヴェルブリッツ
外部リンク
- Michael Hooper - Rugby Australia
- Michael HOOPER - All Rugby
- Michael HOOPER - It's rugby
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/01/26 03:17 UTC (変更履歴)
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