松田美緒 : ウィキペディア(Wikipedia)

松田 美緒(まつだ みお、 - 、1979年12月15日 - )は、日本の歌手。佐賀女子短期大学客員教授。

来歴

18歳でポルトガルのファドに自己表現の形を見出し20代で本場リスボンへ留学、その後ジャンルに縛られることなく世界各地への音楽活動を展開する。ポルトガル語やスペイン語など6か国語で歌う。

2005年、リスボンからカーボ・ヴェルデ、ブラジルへ至る大西洋の音楽地図を描いた1stアルバム『アトランティカ』でビクターよりデビュー。以後、南米や欧州のアーティストと共演/制作を重ねる。

2012年からは 海外移民に歌い継がれた曲も含め、知られざる日本の歌を掘り起こす活動を始め、2014年にCDブック『クレオール・ニッポン うた の記憶を旅する』を発表。高い反響を呼び、雑誌『文藝春秋』2015年3月号に掲載された「日本を代表する女性120人」に選ばれる。日本テレビ系列『NNNドキュメント』ではその活動を追った番組2作が放映されたhttps://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/post-25.htmlhttps://www.ytv.co.jp/fromytv/news/number/page_2002270.html。

2021年のコロナ禍の最中、ウーゴ・ファトルーソ(南米音楽のレジェンド,19年度ラテングラミー生涯功労賞受賞)とともに、全曲スペイン語のアルバム『La Selva』を制作、10月にUltimate Hi Quality CDとしてリリース。2022年4月にはDJ須永辰緒によりLPとしてリリースされた。ドキュメンタリー映画『銀鏡』のエンディングを歌唱した。

出典

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/20 13:06 UTC (変更履歴
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