伊藤真央 : ウィキペディア(Wikipedia)
伊藤 真央(いとう まお、2009年6月3日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は88。神奈川県川崎市出身。宮田利男八段門下。
棋歴
- 宮田利男八段門下の初の女流棋士。
女流棋士になるまで
2020年2月、関東研修会入会(E2クラス)関東研修会Eクラス(web.archive.orgによる2020年4月時点のアーカイブ)。
2023年10月22日、関東研修会C1クラスで12勝4敗の成績を挙げ、B2クラスに昇級し女流2級の資格を得る関東研修会B・Cクラス(web.archive.orgによる2023年10月時点のアーカイブ)。
女流棋士として
中学2年生だった2023年11月1日付で日本将棋連盟(関東本部)所属の女流2級となる。
女流プロ入りの時点で現役最年少の女流棋士だった。これは2024年3月1日付で当時中学1年生だった竹内優月が女流プロ入りするまで続いた。
プロ入り2戦目(2024年1月25日に行われた第46期女流王将戦予選1回戦・飯野愛戦)で、プロ初白星を遂げた。しかし以降は白星に恵まれず、2024年12月16日に行われた第52期女流名人戦予選第1回戦・岩崎夏子戦に勝利するまで9連敗を喫した。
初参加の第5期白玲戦では初戦からの6連敗が影響し、新人女流棋士ながらD級における降級点を喫してしまった。
2025年6月以降、成績に上昇傾向が見られ、2025年7月7日(第5期白玲戦D級8回戦・宮宗紫野戦)から同年9月2日(第37期女流王位戦予選1回戦・岩根忍戦)にかけては女流棋士生活2年目にして初めて公式戦を連勝した。
人物
- 趣味はカラオケ、買い物。
- 4歳の頃に父から教わり将棋を始めた。
- 川崎市立富士見台小学校卒業。
昇段・昇級履歴
- 2023年11月1日 - 女流2級
主な成績
女流棋戦別成績
年度別成績
| 女流棋戦成績 | ||||||||||
| 年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | 女流通算成績 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 1 | 3 | 0.2500 | 女流棋士2023年度成績 - 日本将棋連盟 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | ||
| 13 | 3 | 10 | 0.2307 | 女流棋士2024年度成績 - 日本将棋連盟 | 17 | 4 | 13 | 0.2352 | 女流棋士通算成績(2025年3月31日対局分まで) - 日本将棋連盟(2025年4月1日時点のアーカイブ) | |
| 通算 | 17 | 4 | 13 | 0.2352 | ||||||
| 2024年度まで | ||||||||||
アマチュア時代の戦績
- 女流棋戦 アマチュア予選
- 2023年
- 第13期女流王座戦 アマチュア予選(東日本)出場(1勝2敗)第13期リコー杯女流王座戦アマ東・西日本予選大会
- 第17回白瀧あゆみ杯争奪戦 新人登竜門戦 アマチュア予選 出場(1勝1敗)第17回白瀧あゆみ杯争奪戦
注記
出典
関連項目
- 将棋の女流棋士一覧
外部リンク
- 伊藤真央 - 日本将棋連盟 女流棋士データベース
- 伊藤真央の今年度成績・対局結果(直近10局) - 日本将棋連盟 女流棋士データベース
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/09/03 15:17 UTC (変更履歴)
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