渡慶次幸平 : ウィキペディア(Wikipedia)

渡慶次 幸平(とけし こうへい、1988年6月4日 - )は、日本の男性総合格闘家、ラウェイファイター。沖縄県豊見城村出身。クロスポイント吉祥寺所属。第5回 Air KBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップ 75kg級チャンピオン。

来歴

高校の時にテレビで見た山本徳郁に影響を受けて格闘技を始める。19歳で沖縄から上京。

総合格闘技

2012年、パンクラスにてプロデビュー。

できちゃった結婚から2年ほど格闘技から離れるも、夢を捨てきれず、30歳までに格闘技で食べられるようにならなければ辞めることを条件に復帰。

ラウェイ

2017年6月16日、LETHWEI in Japan 4 ~フロンティア~ FRONTIERにおいて、ピャン・トゥエと対戦。4R終了時、顔面の腫れによるドクターストップでTKO負け。

2017年12月10日、ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われた第4回エアKBZ アウン・ラン・チャンピオンシップにおいて、ソー・ミン・アウンと対戦。互いに1度ずつタイムアウトを取る激闘の末、5R引き分け。

2018年2月21日、LETHWEI in Japan 7 ~勇気~ YUKIにおいてミン・テット・アウンと対戦。2R 2分47秒、アウンの棄権によりTKO勝利。ラウェイでの初勝利を飾る。

2018年6月29日、LETHWEI in Japan 8 ~サムライ~ SAMURAIにおいて、初のメインイベントでソー・ゴー・ムドーと対戦。試合序盤から積極的に攻撃を繰り出すムドーに対し、徐々に主導権を握った渡慶次はローでダメージを与え続け、三日月蹴りで決定的なダメージを与えて、4R 2分24秒に左フックでKO勝利渡慶次幸平が超過激格闘技の英雄をKO - イーファイト・2018年06月29日。

2018年12月16日、ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われた、2018年の複数の試合を勝ち抜くなどした強豪を集めた大会、第5回エアKBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップでトゥン・ミン・ラットと対戦。渡慶次は攻撃を避けて懐に飛び込み、右のフックなど強烈なパンチを見舞う戦法で圧倒、3ラウンドにラッシュでKO勝ち。2018年の王者となった伝統格闘技ラウェイの渡慶次、ミャンマーで念願のKO勝利 - exciteニュース・2018年12月19日。

2021年5月2日、ハードヒット初参戦。阿部諦道と対戦するも両者反則のため没収試合となる。

人物・エピソード

  • 幼少期より、わんぱくで手がつけられない子供だった。その反面、進学校に中学受験するために小学校低学年から学習塾に毎日通い、進学校への中学受験を見事合格する。
  • 小学校低学年に始めた野球は、名門の沖縄県立糸満高等学校野球部までレギュラーでキャプテンや副キャプテン、常にクリーンナップを任される中心選手として活躍。ポジションはピッチャーとキャッチャーであった。
  • 格闘技だけで無く、社会貢献活動にも積極的に参加し、ミャンマーの学校教育環境を良くするための活動をしている。
  • ラウェイでのキャッチフレーズの暴走タコライスは、同じジムの不可思によって名付けられた。しかし、渡慶次自身はタコライスを特に好きな訳ではない。

戦績

  • ラウェイ:19戦8勝4敗7分

ラウェイ

総合格闘技

プロ総合格闘技

アマチュア総合格闘技

獲得タイトル

  • 第5回 Air KBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップ 75kg級チャンピオン

著作

  • 『狂戦士』(クラウドブックス、2022年1月21日)

関連項目

  • 沖縄県出身の人物一覧
  • 男子総合格闘家一覧
  • RIZIN選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/01 16:44 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「渡慶次幸平」の人物情報へ