佐藤祐介 : ウィキペディア（Wikipedia）

佐藤祐介（さとうゆうすけ、1982年3月6日 - ）は、熊本県出身の元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはディフェンダー。

来歴

熊本西高校、日本文理大学へ進学。

2004年にSC鳥取へ加入。鳥取では徐々に出場機会を増やすものの2006年5月に個人的な理由で同チームを退団。同年6月に練習生として参加していた地元のロッソ熊本に加入する。ロアッソ熊本のJリーグ参入により熊本西高校出身で初のJリーガーとなった。2008年6月30日に契約満了によりロアッソを退団した。

尚絅高等学校で教鞭を取りながら、熊本教員蹴友団でプレーを続けた。

その後プロを目指して単身タイに渡り、タイ・ディヴィジョン1リーグ（2部リーグに相当）のチャイナートFCに練習参加し、2011年2月より同クラブと契約、同年チームのプレミアリーグ昇格、翌年移籍したラヨーン・ユナイテッドFCでもチームのDivision1への昇格に貢献した。2013年2月にプーケットFCにチーム初の日本人選手として移籍。移籍１年目から中心選手として活躍した。

2014年シーズンは、センターバックでありながら6得点（チーム得点2位）この年、タイリーグ日本選抜に選出されU23タイ代表と対戦（後半から出場）。この年、プーケットＦＣの最優秀選手に選ばれる。

2015年シーズンは、外国人選手でありながらチームキャプテンを務め、タイ大手新聞が毎節選ぶベストイレブンに日本人選手最多となる6度選出される。この年にプーケットでの出場100試合を達成Phuket FC captain calls on all residents to come out and support teamPhuket News、2015年12月4日するもチームは降格し、シーズン終了後、クラブは解散下積みの時間は終わりYusuke Sato Official Blog、2015年12月26日。

2016年、ミャンマーリーグなどアジア周辺国を含む数クラブからのオファーを受けたが、タイリーグDivision1の強豪アントーンFCへ移籍ゼロからのスタートYusuke Sato Official Blog、2016年2月4日。プレシーズンでのテストマッチに全試合フル出場するも、開幕前日に外国人枠の問題で突然戦力外通告を受け退団を余儀なくされる踏ん張りどころYusuke Sato Official Blog、2016年3月6日。しかし、その後新しいオーナーの元でDivision2から再出発したプーケットFCに復帰間違えてはいないYusuke Sato Official Blog、2016年3月18日。再びチームキャプテンを務め、試合出場を重ね、同クラブの歴代最多出場記録を更新した。同年8月、今シーズン限りでタイを去ることを発表決断できたなら…Yusuke Sato Official Blog、2016年8月25日。退団時に「Farewell to a legend（レジェンドよ、さらば）」と地元新聞の記事になったFarewell to a legendPhuket News、2016年9月15日。プーケットＦＣでの公式戦記録は１２４試合１３得点。

Jリーグへの再挑戦でJリーグ合同トライアウトに参加トライアウトYusuke Sato Official Blog、2016年12月9日したが、2017年1月16日朝に現役引退を決断引退。Yusuke Sato Official Blog、2017年1月18日。母校である日本文理大学のヘッドコーチに就任新体制についてNBU日本文理大学サッカー部、2017年2月1日。

所属クラブ

熊本市立花陵中学校
熊本県立熊本西高等学校
日本文理大学
2004年 - 2006年5月 SC鳥取
2006年6月 - 2008年6月ロッソ熊本/ロアッソ熊本
2008年11月 - 2009年熊本教員蹴友団
2011年 THA チャイナートFC
2012年6月 - 2012年 THA ラヨーン・ユナイテッドFC
2013年 - 2015年 THA プーケットFC
2016年2月 - 同年3月 THA アーントーンFC
2016年3月 - 同年9月 THA プーケットFC

個人成績

|- |2003||日本文理大||3||-||colspan="2"|-||colspan="2"|-||1||0||1||0 |- |2004||rowspan=3|鳥取||rowspan=3|26||rowspan=5|JFL||7||0||colspan="2"|-||2||0||9||0 |- |2005||12||0||colspan="2"|-||0||0||12||0 |- |rowspan="2"|2006||4||0||colspan="2"|-||colspan="2"|-||4||0 |- |rowspan=3|熊本||29||5||0||colspan="2"|-||3||0||8||0 |- |2007||2||2||0||colspan="2"|-||0||0||2||0 |- |2008||28||J2||0||0||colspan="2"|-||colspan="2"|-||0||0 |- |2008||rowspan=2|熊本教員||||rowspan=2|熊本1部||||||colspan="2"|-||colspan="2"|-|||| |- |2009||||||||colspan="2"|-||colspan="2"|-||||

|- |2011||チャイナート||16||Div1||16||0||-||-||2||0||18||0 |- |2012||ラヨーン||37||Div2||27||6||-||-||-||-||27||6 |- |2013||rowspan=3|プーケット||rowspan=3|36||rowspan=4|Div1||27||0||-||-||3||0||30||0 |- |2014||33||6||3||0||-||-||36||6 |- |2015||36||4||-||-||1||2||37||6 |- |2016||アーントーン||35||-||-||-||-||-||-||-||- |- |2016||プーケット||12||Div2||18||1||-||-||3||0||21||1 0||0||colspan="2"|-||0||0||0||0 30||0||colspan="2"|-||5||0||35||0 ||||colspan="2"|-|||||||| colspan="2"|-||colspan="2"|-||1||0||1||0 112||10||3||0||6||2||121||12 45||7||-||-||3||0||48||7 187||17||3||0||15||2||205||19 |}