ジョナサン・レセム : ウィキペディア(Wikipedia)
ジョナサン・レセム(Jonathan Allen Lethem,1964年2月19日 – )は、アメリカ人小説家、エッセイストである。
1964年、アメリカニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区で生まれた。父のリチャード・ブラウン・レセムは画家。父はプロテスタントで、母のジュディス・フランク・レセムはユダヤ系である。
ベニントンカレッジを中退後、カリフォルニア州に移住した。古本屋で働きながら小説を書く。
1995年にローカス賞、1997年に世界幻想文学大賞、1999年に全米批評家協会賞、2000年にゴールド・ダガー賞を受賞した。
受賞歴
- ローカス賞 第一長篇部門 1995年(Gun, With Occasional Music(『銃、ときどき音楽』)に対して)
- クロフォード賞 1995年 (Gun, With Occasional Music(『銃、ときどき音楽』)に対して)
- 世界幻想文学大賞 1997年(The Wall of the Sky, the Wall of the Eyeに対して)
- 全米批評家協会賞 1999年(Motherless Brooklyn(『マザーレス・ブルックリン』)に対して)
- 英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞 2000年(Motherless Brooklyn(『マザーレス・ブルックリン』)に対して)
主な作品
小説
- [[:en:Gun, with Occasional Music]](『銃、ときどき音楽』) (1994)
- [[:en:Amnesia Moon]] (1995)
- [[:en:As She Climbed Across the Table]] (1997)
- [[:en:Girl in Landscape]] (1998)
- Motherless Brooklyn(『マザーレス・ブルックリン』) (1999)
- The Fortress of Solitude(『孤独の要塞』) (2003)
- Believeniks!: 2005: The Year We Wrote a Book About the Mets [[:en:Christopher Sorrentino]]共著(Harris Conklin名義) (2006)
- [[:en:You Don't Love Me Yet]] (2007)
- [[:en:Chronic City]] (2009)
短編
- This Shape We're In (2000)
短編集
- [[:en:The Wall of the Sky, the Wall of the Eye]] (1996)
- [[:en:Kafka Americana]] (1999) ([[:en:Carter Scholz]]共著)
- Men and Cartoons (2004)
- How We Got Insipid (2006)
ノンフィクション
- The Disappointment Artist (2005)
コミック
- Omega the Unknown (2007)
日本語訳された作品
- 『銃、ときどき音楽』、浅倉久志訳、早川書房、1996年
- 『マザーレス・ブルックリン』ハヤカワ文庫、佐々田雅子訳、The Mysterious Press(早川書房)、2000年
- 『孤独の要塞』ハヤカワepiブック・プラネット、佐々田雅子訳、早川書房、2008年
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/07/01 15:19 UTC (変更履歴)
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