ゲイテン・マタラッツォ : ウィキペディア（Wikipedia）

ゲイテン・マタラッツォ（、・、2002年9月8日 - ）はアメリカ合衆国の俳優・歌手である。本名はガエタノ・ジョン・デ・へスース・"ゲイテン"・アクイーノ・マタラッツォ3世 (Gaetano John de Jesús "Gaten" Aquino Matarazzo III)Matarzzo at 。ブロードウェイ上演された『』のベンジャミン役、『レ・ミゼラブル』の役でデビューした。NetflixのSFホラーシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』では役を演じ、同じくNetflixの『』（原題）のホストも務めている。インディー・ロックバンド、ワーク・イン・プログレス (Work In Progress) のリードシンガーも務めている。

幼少期と私生活

マタラッツォはニュージャージー州で育ち、同じくニュージャージー州にあるパインランズ・リージョナル・ハイスクール (Pinelands Regional High School) に通った。

マタラッツォはイタリア系アメリカ人であり、イタリア語は話せないがアヴェッリーノに親戚が住んでいるという。彼は鎖骨頭蓋異形成症であり、『ストレンジャー・シングス』で演じるダスティンの設定にも活かされている。この疾患が元でマタラッツォは義歯を使用しているほか、生後から何度か手術を受けている。

慈善活動

マタラッツォは自身の知名度を活かして、の啓発活動や、この病気の人々へ歯科手術の代金を支援する機構CCDスマイルズ (CCD Smiles) への募金活動を行っている。また収益がCCDスマイルズへ寄付されるTシャツの販売も開始した。ソーシャルメディアでは、フォロワーに向けてCCDスマイルズへの募金方法や、自身の参加するイベントの情報などを発信している。2017年11月には、マタラッツォや家族も協力して、この機構への寄付金を募るクラウドファンディングが実施された。

フィルモグラフィ

映画・テレビ番組

年	タイトル	役名	備考
2015年	THE BLACKLIST/ブラックリストThe Blacklist	フィン / Finn	テレビドラマ、エピソード：「ケニヨン・ファミリー」"The Kenyon Family (No. 71)"
2016年現在	ストレンジャー・シングス 未知の世界Stranger Things	Dustin Henderson	テレビドラマ (Netflix) 、メインキャスト
2017年	Ridiculousness	本人としてゲスト出演	テレビシリーズエピソード："Scarediculousness"
2017年	Lip Sync Battle	本人としてゲスト出演	テレビシリーズエピソード："The Cast of Stranger Things"
2019年	アングリーバード2The Angry Birds Movie 2	バッバBubba	声の出演
2019年	（原題）Prank Encounters	本人役・ホスト	テレビシリーズ (Netflix)
2022年	Honor Society	マイケル / Michael	映画

ミュージックビデオ

年	タイトル	アーティスト
2017年	『』"Swish Swish"	ケイティ・ペリー (feat. ニッキー・ミナージュ)
	"Lost Boys Life"	"Computer Games"（ダレン＆チャック・クリス）
	第74回ゴールデングローブ賞コールドオープン"Jimmy Fallon's Golden Globes 2017 Opening"	ジミー・ファロン

舞台作品

年	作品名	役名	上演場所
2011年	Priscilla, Queen of the Desert	ベンジャミンBenjamin	ブロードウェイ、
2014年	レ・ミゼラブルLes Misérables	、プティ・ジェルヴェGavroche / Petit Gervais	ブロードウェイ、
2018年	シンデレラCinderella	ジャン＝ミッシェルJean-Michael	パインランズ・リージョナル・セスピアン - ゲイテン・マタラッツォ公式Facebookより、
2019年	イントゥ・ザ・ウッズInto the Woods	ジャックJack	ロサンゼルス、ハリウッド・ボウル

受賞とノミネート

年	映画賞	部門	対象作品	結果	出典
2017年		デジタルテレビシリーズ・映画部門最優秀演技賞 - ティーン男優	ストレンジャー・シングス 未知の世界Stranger Things
2017年	第23回全米映画俳優組合賞	ドラマシリーズアンサンブル賞
2017年		最優秀男優賞
2018年	第24回全米映画俳優組合賞	ドラマシリーズアンサンブル賞
2018年		（フィン・ウルフハード、、ノア・シュナップ、セイディー・シンクと）
2019年

注釈

出典

外部リンク