木村翔 : ウィキペディア(Wikipedia)

木村 翔(きむら しょう、男性、1988年11月24日 - )は、日本のプロボクサー。元WBO世界フライ級王者。青木ボクシングジム→花形ボクシングジム(サビーリョ戦のみ)木村翔2・15再起戦は花形ジム所属、当日試合限定 日刊スポーツ 2020年1月21日 所属。入場テーマ曲は、竹原ピストルの「Forever Young」

来歴

埼玉県熊谷市出身。埼玉県立本庄北高等学校卒業。

中学校3年から熊谷コサカジムでボクシングを始める。高校1年時にインターハイへ出場するも、2年時にはボクシング部を辞めて競技からも離れた。23歳でボクシングを再開し、プロ入りを目指す際に熊谷コサカジム会長から青木ジムを紹介され入門する。

2013年4月22日、後楽園ホールで王子翔介とプロデビュー戦となる50kg契約4回戦を行い、初回1分15秒KO負けを喫した。

2014年9月26日、後楽園ホールで行われた第71回東日本新人王戦のライトフライ級準決勝で小久保聡と対戦し、4回1-0(39-38、38-38×2)の判定で引き分けたが規定により決勝進出を逃した東日本新人王準決勝26日の結果 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月26日。

2015年5月26日、後楽園ホールで行われた「DANGAN」B級トーナメントライトフライ級決勝で金子智之と対戦し、5回3-0(48-47、49-46が2者)の判定勝ちを収め「DANGAN」B級トーナメント優勝を果たしたDANGAN-B級トーナメント決勝、カーニバル表彰式 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年5月26日。

2015年9月17日、後楽園ホールで行われた「DANGAN139」で成塚亮とライトフライ級8回戦を行い、6回終了TKO勝ちを収めた堀川謙一が日本L・フライ級新王者、小野心を7回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月17日。

2016年2月29日、後楽園ホールで行われた「スヴェンソン・エキサイトボクシング」で寺次孝有希とライトフライ級8回戦を行い、3回2分21秒TKO勝ちを収めた溜田剛士がKO勝ち、タイトル挑戦アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月29日。

2016年5月12日、後楽園ホールで行われた「DAGAN160」で内野々大叶と49.5kg契約8回戦を行い、5回1分45秒TKO勝ちを収めた江藤光喜が3-0判定勝ち、世界挑戦失敗から再起 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月12日。

2016年11月23日、住吉スポーツセンターで日本フライ級12位の坂本真宏とWBOアジア太平洋フライ級王座決定戦を行い、12回2-0(116-112×2、114-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した向井寛史&木村翔がWBOアジアP王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月23日。

2017年5月13日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで行われた「DEF FHIGT NIGHT」でサックシット・チャイヨンジムと対戦し、2回2分11秒KO勝ちを収めた田中恒成の防衛戦TBS生中継、香港DEF日本選手結果 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月14日。

2017年6月8日、同年7月11日に元WBA世界ミニマム級王者のクワンタイ・シッモーセンとWBOアジア太平洋王座の初防衛戦を行うことが決定した荒川&木村翔7.11防衛戦、溜田剛士が大橋ジム移籍 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月8日。しかし6月27日、同年7月28日に上海でWBO世界フライ級王者の鄒市明に挑戦することが決定した為、上述のクワンタイ戦は中止となった木村翔がゾウ・シミンに挑戦、7.28WBOフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月27日。

2017年7月28日、上海オリエンタルスポーツセンターでWBO世界フライ級王者の鄒市明に挑戦し、11回2分28秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功したKimura dethrones Shiming with shock TKO Fightnews.com 2017年7月28日木村翔がゾウを11回TKO! WBOフライ級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月28日。日本の男子ボクサーが海外敵地で世界タイトル(JBC公認)を奪取するのは、1981年11月7日に三原正がアメリカでWBA世界スーパーウェルター級王座を獲得して以来36年ぶりとなった(その間、平仲明信と亀田和毅が海外で王座奪取に成功しているが、いずれも中立地開催だった)。

2017年12月31日、大田区総合体育館で元WBC世界フライ級王者でWBO世界フライ級1位の五十嵐俊幸と対戦し、9回2分34秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した木村翔が初防衛、元王者の五十嵐俊幸に9回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月31日。

2018年7月27日、青島でWBO世界フライ級3位のフローイラン・サルダールと対戦し、6回54秒KO勝ちを収めて2度目の王座防衛に成功した木村翔が中国で6回KOのV2 1位の田中恒成も観戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年7月28日。

2018年9月24日、武田テバオーシャンアリーナでWBO世界フライ級1位で2階級制覇王者の田中恒成と3度目の防衛戦を行い、12回0-2(112-116、113-115、114-114)の判定負けを喫し、王座から陥落した田中恒成が3階級制覇 木村翔との激闘を制す Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月24日。

2019年3月30日、上海でピグミー・ゴーキャットジムとOPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座決定戦を行い、3回2分20秒TKO勝ちで王座獲得に成功した前世界王者の木村翔 上海の再起戦は3回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年3月30日。

2019年5月26日、中国撫州市でWBA世界ライトフライ級王者のカルロス・カニサレスに挑戦するも、12回0-3(109-119×2、110-118)で判定負けを喫し2階級制覇達成ならず木村翔も及ばず カニサレスに空転させられ完敗 Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月26日。

2020年2月15日、フィリピンマニラで元WBO世界ミニマム級王者のメルリト・サビーリョと対戦し、2回2分16秒TKO勝ちを収めた元世界王者の木村翔 フィリピンで再起戦勝利 「今年中に世界戦ができるよう精進する」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月15日。

2021年2月11日、国立代々木競技場で開催のチャリティーボクシングイベント『LEGEND』で元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・武居由樹とエキシビジョンマッチを行った。

2022年5月9日、後楽園ホールにて堀川龍と対戦し、8回0-1(75-77、2者が76-76)の判定で引き分け。2年3ヶ月ぶりの試合を白星で飾れなかった元世界王者の木村翔が堀川龍と引き分け引退を示唆 「ハングリーさを失っている」/ボクシング サンスポ 2022年5月9日。

エピソード

戦績

プロボクシング:26戦19勝 (12KO) 3敗 4分

獲得タイトル

  • WBOアジア太平洋フライ級王座(防衛0=返上)
  • WBO世界フライ級王座(防衛2)
  • OPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座(防衛0)

TV出演

関連項目

  • 男子ボクサー一覧
  • 日本のボクシング地域王者一覧
  • 日本のボクシング世界王者一覧
  • 世界ボクシング機構アジア太平洋王者一覧
  • 世界ボクシング機構(WBO)世界王者一覧
  • 埼玉県出身の人物一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/21 22:53 UTC (変更履歴
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