あべけん太 : ウィキペディア(Wikipedia)
あべ けん太(あべ けんた、1987年4月2日 - )は、日本の会社員・タレント。本名は安部 健太。ダウン症候群当事者であり、タレント活動の際は「ダウン症のイケメン」と自称している仲村和代 ダウン症の僕、不幸じゃない タレント・あべけん太さん 朝日新聞 2015.12.1付記事。
経歴
3人姉弟の末っ子として生まれ、生後すぐにダウン症候群だと診断された。公立の小学校、中学校の普通学級を卒業後横浜市内のフリースクールに入学、その時両親から自身がダウン症候群の当事者である事を告げられたという粂文野「すてきLIFE あべ けん太さん」読売新聞大阪版朝刊 2018.10.2 p.15。その後IT関係の企業に就職しバリバラR 6月23日O.A. テーマ「ダウン症」 “ダウン症”って何?(PDF)NHK公式サイト 2015.12.28 21:48 (UTC) 閲覧総務部にて書類の入力やオフィスの清掃を担当するようになった。そのかたわら障害当事者のタレントのマネジメントを担当する芸能事務所「ケイプランニング」に所属し、テレビ番組への出演や講演などの活動を始めた。
2012年からはNHK Eテレ放送のバラエティ番組『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』および関連番組に出演するようになった。2014年に同番組で出生前診断を特集した際は、自ら関係者や街頭の一般人を相手にインタビューを行ったり、大学で特別講義を行っているバリバラ 6月6日(金) O.A シリーズ 「出生前検査」① NHK公式サイト 2015.12.28 22:00 (UTC) 閲覧バリバラ 6月13日(金) O.A シリーズ 「出生前検査」② NHK公式サイト 2015.12.28 22:00 (UTC) 閲覧。2015年12月には同番組のスペシャル企画ドラマにて主役を演じた望月麻紀 障害者親子のすれ違う思い描く NHKEテレ「バリバラ」が2作目 毎日新聞 2015.12.10付記事。
2015年11月に茨城県教育委員会委員の長谷川智恵子が障害当事者児童の出生に関して「茨城県では減らしていけたらいい」と発言し問題となった際には「言ってはいけない発言」だとこれを批判している。
2017年2月、兄が個人事務所「Down Up株式会社」を設立。
全国各地で講演会やイベント参加し、ダウン症の啓発活動に励んでいる
私生活
- 2011年に母親が事故で死去、父親・兄と同居している。趣味として絵画、水泳、レスリング、ボクシングをしている。
- ビールが好物だが、たばこは嫌いだという。
著作
- 『今日も一日、楽しかった』(朝日新聞出版、2017年、ISBN 978-4022514844)
出演
映画
- バケツと僕!(2018年3月3日、彩プロ)
- ある日本の絵描き少年(2019年3月2日公開) - マサル 役
外部リンク
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