フィリップ・リーブ : ウィキペディア(Wikipedia)
フィリップ・リーヴ(Philip Reeve、1966年フィリップ・リーヴ|東京創元社. 2021年11月12日閲覧 - )は、イギリス・ブライトン生まれの小説家、SF作家、イラストレーター。
経歴
5歳頃から小説を書き始める。書店に勤務しながら低予算の劇場プロジェクトの脚本執筆、また指導などを行う。劇場プロジェクトへの参加に続き、イラストレーターとしての活動を始める。The Murderous Maths Series, Horrible Histories, Dead Famous Series などを含む約40の児童書にイラストを多数提供。
小説家としてのデビュー作『移動都市』で、イギリスのネスレ・スマーティーズ賞などを受賞。シリーズ4作目の『廃墟都市の復活』でガーディアン賞を受賞。『アーサー王ここに眠る』でカーネギー賞を受賞した。
小説
- 移動都市シリーズ (Mortal Engines Quartet)
- Mortal Engines (2001)
- 『移動都市』、安野玲訳、創元SF文庫、2006年、
- Predator's Gold (2003)
- 『掠奪都市の黄金』、安野玲訳、創元SF文庫、2007年、
- Infernal Devices (2005)
- 『氷上都市の秘宝』、安野玲訳、創元SF文庫、2010年、
- A Darkling Plain (2006)
- 『廃墟都市の復活』上巻、安野玲訳、創元SF文庫、2018年、
- 『廃墟都市の復活』下巻、安野玲訳、創元SF文庫、2018年、
- Mortal Engines (2001)
- ラークライト・シリーズ
- Larklight (2006)
- 『ラークライト 伝説の宇宙海賊』、松山美保訳、理論社、2007年、
- Starcross (2007)
- 『スタークロス』、松山美保訳、理論社、2008年、
- Mothstorm (2008)
- Larklight (2006)
- Here Lies Arthur (2007)
- 『アーサー王ここに眠る』、井辻朱美訳、東京創元社〈創元ブックランド〉、2009年、
- 『アーサー王ここに眠る』、井辻朱美訳、創元推理文庫、2021年、
- フィーバー・クラムシリーズ
- Fever Crumb (2009) 『フィーバー・クラム』
童話
- Hungry City Chronicles 第1作 "Mortal Engines"(『移動都市』)以前に、子供向けのSF童話シリーズ "Buster Bayliss series" を執筆。
受賞歴
- 『移動都市』(2001年):"Nestle Smarties Book Prize2002 Gold Award", "Blue Peter Book Award 2003"Mortal Engines announced as Blue Peter Book of the Year 2003 BBC Press Office 16.12.03 、第38回星雲賞(2007年度)を受賞「創元SF文庫刊『移動都市』が2007年度(第38回)星雲賞を受賞!」 東京創元社、2007年9月5日 。
- 『廃墟都市の復活』(2006年):Guardian Children's Fiction Prize 2006を受賞Guardian Children's Fiction Prize 2006。
- 『アーサー王ここに眠る』(2007年):カーネギー賞。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/11/11 18:42 UTC (変更履歴)
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