杉浦範茂 : ウィキペディア(Wikipedia)

杉浦 範茂(すぎうら はんも、男性、1931年9月17日 - )は、日本のイラストレーター、デザイナー。児童文学の挿絵を多数担当する。

経歴

愛知県生まれ。1958年に東京芸術大学美術学部図案科卒業。製薬会社やデザイン事務所の職歴を経由した後、現在は画業のみに専念。 日本児童出版美術家連盟、東京イラストレーターズ・ソサエティなどに所属。

芸術選奨新人賞(1985年)、紫綬褒章受章。

現在、東京都世田谷区在住。

主な作品

挿絵のみ担当

  • 「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズ(斉藤洋、講談社)
    • 『ルドルフとイッパイアッテナ』
    • 『ルドルフともだちひとりだち』
    • 『ルドルフといくねこくるねこ』
  • 『赤い鳥 6年生』(赤い鳥の会、小峰書店)
  • 『あしたは てんき』(小春久一郎、ひかりのくに)
  • 『ありの子ギータ』(渡辺一枝、クレヨンハウス)
  • 『坂をくだれば』(皿海達哉、PHP研究所)
  • 『海をかっとばせ』(山下明生、偕成社)
  • 『おさらのぞうさん』(森山京、小峰書店)
  • 『おばあさんとこぶたのぶうぶう』(与田準一、チャイルド本社)
  • 『かぜひきたまご』(舟崎克彦、講談社)
  • 『キャプテンはつらいぜ』(後藤竜二、講談社)
  • 『こぶとりたろう』(たかどのほうこ、童心社)
  • 『サンタクロースってほんとにいるの?』(てるおかいつこ、福音館書店)
  • 『少年と子だぬき』(佐々木たづ、ポプラ社)
  • 『スプーンぼしとおっぱいぼし』(八板康麿、福音館書店) - 第1回日本絵本賞(1996年)
  • 『ぞうのはな』(矢崎節夫、フレーベル館)
  • 『そこがちょっとちがうんだ』(今江祥智、文研出版)
  • 『ふうふうぽんぽんぽん』(水谷章三、童心社)
  • 『ふるやのもり』(作者不明、フレーベル館) - 第28回小学館絵画賞(1979年)
  • 『まつげの海のひこうせん』(山下明生、偕成社) - 絵本にっぽん賞大賞(1983年)、ボローニャ国際児童図書展/グラフィック賞(1984年)
  • 『野口君の勉強べや』(皿海達哉、偕成社)
  • 『まほうつかいのカリンさん』(竹下文子、フレーベル館)
  • 『ママのたんじょう日』(伴弘子、草土文化)
  • 『むしのうた』(三木卓、講談社)
  • 『やくそく』(高田桂子、文研出版)
  • 『くすのきじいさんのむかしむかし1 かみかくし』(高田桂子、文溪堂) - 第17回赤い鳥さし絵賞(2003年)
  • 『夢ってなんだろう』(村瀬学、福音館書店) - バルセロナ世界子どもの本イラストレーション展/カタロニア賞次点(1988年)

その他

  • 寺村輝夫作品については、寺村輝夫を参照。
  • 『かばくんこっくりかっくり』(マイケル・グレイニエツ作・画、講談社) - 杉浦は翻訳を担当
  • 日本万国博覧会 日本館アニメーション「ミセス21世紀」(デザイン構成、監督高橋克雄、音楽冨田勲、「21世紀の生活」として上映。2018年に髙橋克雄著作権事務所で復元された)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/06 23:28 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「杉浦範茂」の人物情報へ