ロバート・エガース : ウィキペディア(Wikipedia)

ロバート・ヒューストン・エガース(、1983年7月7日 - )"Robert Eggers Biography, Movies & Net Worth" [ロバート・エガース | バイオグラフィ、映画、純資産]. Screendollars (英語). 2024年7月3日閲覧。は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、プロダクションデザイナー。ホラー映画『ウィッチ』『ライトハウス』や『ノースマン 導かれし復讐者』などの監督作品で知られる。

経歴

1983年7月7日、ニューヨークに生まれる。母親は地質学者ロバート・ストラウド・ヒューストンの娘ケリー・ヒューストンであるが、エガースは実の父親を知らない。生まれて間もなく母親とともにワイオミング州に移住し、その後母親はワイオミング州ララミーでウォルター・エガースと出会い、結婚した。2人の間には双子の息子(マックスとサム)が生まれ、エガースが6歳の時に家族はニューハンプシャー州のリーに移住した。2001年、エガースはで学ぶためニューヨークに移住。後にエガースはそこで監督兼デザイナーとして演劇制作のキャリアをスタートさせた。

やがて映画業界に移行し、いくつかの短編映画を撮ったのち、映画、テレビ、出版物、演劇、ダンスの分野で幅広く活動した。2015年、エガースは自身の監督・脚本によるファンタジーホラー映画『ウィッチ』で長編映画デビューを飾った。同作は第31回サンダンス映画祭でプレミア上映され、USドラマ部門の監督賞を受賞した。その後はA24が配給権を獲得し、2016年2月19日に劇場公開された。批評家からは高く評価され、興行収入も予算の400万ドルを大きく超える4000万ドルに達した。弟のマックス・エガースと共同で脚本を執筆した次作『ライトハウス』は、2019年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、FIPRESCI賞を受賞。アカデミー賞の撮影賞にもノミネートされた。

2022年3月28日、ストックホルムにて長編3作目となる『ノースマン 導かれし復讐者』がプレミア上映され、4月22日から劇場公開された。同作は興行収入こそ振るわなかったが、ビデオ・オン・デマンドでは成功を収めた。

人物

2024年のお気に入りの映画として、『ANORA アノーラ』『The Substance』『The Girl with the Needle』『The Murderess』『』『Babygirl』『』『』『』『By the Law』を挙げている。

フィルモグラフィ

長編映画

題名役割
監督脚本製作
2015ウィッチThe Witch
2019ライトハウスThe Lighthouse
2022ノースマン 導かれし復讐者The Northman
2025ノスフェラトゥNosferatu
2026Werwulf
TBALabyrinth sequel

短編映画

題名役割
監督脚本
2007Hansel and Gretel
2008The Tell-Tale Heart
2015Brothers

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/02/08 09:19 UTC (変更履歴
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