クロード・メルキ : ウィキペディア(Wikipedia)
クロード・メルキ(Claude Melki、1939年2月23日 サン=ドニ - 1994年3月29日 パリ)は、フランスの俳優である。もっともヌーヴェルヴァーグ的な俳優のひとりとして知られる。
来歴・人物
1939年2月23日、フランス・セーヌ=サン=ドニ県サン=ドニに生まれる。
ヌーヴェルヴァーグの映画監督ジャン=ダニエル・ポレに見出されデビューする。『酔っぱらってりゃ…』(短篇、1958年)、『ガラ』(1961年)、『サンドニ街』(オムニバス『パリところどころ』の一篇、1965年)、『L'Amour c'est gai, l'amour c'est triste』(1971年)、『アクロバット』(1975年)といった複数の映画で「レオン」役を演じた。デビュー時はバスター・キートンと比較されたのは、フィジカルに似ているということと、無表情なところであった。
1994年3月29日、パリで死去。。俳優のジルベール・メルキの伯父である。
おもなフィルモグラフィ
- 酔っぱらってりゃ… Pourvu qu'on ait l'ivresse... (1958) - 監督ジャン=ダニエル・ポレ ※デビュー作
- ガラ Gala (1961) - 監督ジャン=ダニエル・ポレ
- サンドニ街 Rue Saint-Denis - オムニバス『パリところどころ』の一篇 (1965) - 監督ジャン=ダニエル・ポレ
- Le Pistonné (1970) - 監督クロード・ベリ
- L'Amour c'est gai, l'amour c'est triste (1971) - 監督ジャン=ダニエル・ポレ
- Le Seuil du vide (1971) - 監督ジャン=クロード・ダヴィ
- モン・パリ L'Événement le plus important depuis que l'homme a marché sur la lune (1973) - 監督ジャック・ドゥミ
- アクロバット L'Acrobate (1976) - 監督ジャン=ダニエル・ポレ
- Le Grand fanfaron (1976) - 監督フィリップ・クレール
- Mais qu'est-ce que j'ai fait au Bon Dieu pour avoir une femme qui boit dans les cafés avec les hommes ? (1980) - 監督ジャン・サンタモン
- Paulette, la pauvre petite milliardaire (1986) - 監督クロード・コンフォルテス
関連事項
- ジャン=クロード・ダヴィ(Jean-François Davy)
- フィリップ・クレール(Philippe Clair)
- ジャン・サンタモン(Jan Saint-Hamont)
- クロード・コンフォルテス(Claude Confortès)
- ジルベール・メルキ(Gilbert Melki)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/03/12 12:24 UTC (変更履歴)
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