テリー・チャイムズ : ウィキペディア(Wikipedia)

テリー・チャイムズ (Terry Chimes、1956年7月5日 - )はイギリス、ロンドン・ステップニー出身のドラマー。パンク・ロックバンド ザ・クラッシュの初期メンバーである。1976年7月から11月までと1977年1月から4月にクラッシュに在籍。1982年5月から1983年2月にも、再度在籍した。1987年10月から12月と1988年5月には、ブラック・サバスのツアーにも参加している。

1994年からは、エセックスでカイロプラクティックを学んだ。

ザ・クラッシュ

チャイムズはミック・ジョーンズポール・シムノンを擁するポストパンクバンド「ロンドンSS」のメンバーだった。この二人と彼は、ジョー・ストラマーキース・レヴィンと組み、ザ・クラッシュを結成した。

チャイムズとレヴィンはその後バンドを去ったが、チャイムズはバンド名と同名のアルバム『The Clash (日本語題:白い暴動)』のレコーディングのため呼び戻された。このアルバムで、彼は「トーリー・クライムス (Tory Crimes)」とクレジットされている。アルバムがリリースされた後再びバンドを離れ、かわりにトッパー・ヒードンがその座についた。

1982年、ヒードンがドラッグ問題で解雇され、チャイムズはアメリカでのザ・フーの前座としてのツアーと、その後のイギリスツアーのために再参加。シングル「ロック・ザ・カスバ」のミュージックビデオにも登場している。

ザ・クラッシュ脱退後、チャイムズは1977年と1984年に短期的にジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ、1979年から1980年にはカウボーイズ・インターナショナル/ジェネレーションX、1982年にはロンドン・カウボーイズ、1985年にはハノイ・ロックス、1986年から1987年にはチェリー・ボムズ(元ハノイ・ロックスのアンディ・マッコイとナスティ・スーサイド、元シャム69/ワンダラーズ/ローズ・オブ・ザ・ニュー・チャーチのデイヴ・トレグナ)、The Wyrd Things、さらに1987年と1988年にはブラック・サバスのエターナル・アイドル・ツアーに参加した。

尚、1986年にはサマンサ・フォックスの「ドゥ・ヤ・ドゥ・ヤ (Wanna Please Me)」のミュージックビデオhttps://www.youtube.com/watch?v=uQWP_uXrhXEにチェリー・ボムズのナスティ・スーサイド、デイヴ・トレグナ、初期メンバーのティモ・カルティオと参加。更に1988年には、元PrimmersのCliff 'Skeats' Gravelleの企画ユニットであるCrash Clubの「Out of the Sky」のミュージックビデオhttps://www.youtube.com/watch?v=AMTWM3bT0tMにデイヴ・トレグナと参加している。

そして、1993年に日本でのみ発売されたLeslie McKeown's 70's Bay City Rollersのアルバム「Love Letter」https://www.discogs.com/ja/release/23677298-Leslie-Mckeowns-70s-Bay-City-Rollers-Love-Letter-に参加した後、音楽業界の第一線から引退。カイロプラクティックの道を歩む。

現在

2003年、クラッシュのメンバーとしてロックの殿堂入りし、そこで彼はトッパー・ヒードンへの評価を述べた。

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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/02 19:14 UTC (変更履歴
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