勝木光 : ウィキペディア(Wikipedia)

勝木 光(かつき ひかる)は、日本の漫画家。女性。代表作は『ベイビーステップ』。旧筆名は勝木 鮎美。2020年から香月美夜の小説『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部 貴族院の図書館を救いたい!』のコミカライズを連載している。

来歴

小学生時代に渡瀬悠宇の『ふしぎ遊戯』に熱中したことがきっかけとなり、漫画の執筆を開始。ほったゆみと小畑健の『ヒカルの碁』がきっかけとなり、少年漫画を描きたいと考えるようになる。

勝木鮎美名義で描いた『ダチョウの飛ぶ空』が第68回週刊少年マガジン新人漫画賞で入選。2002年、同作品が『マガジンFRESH』(講談社)に掲載され、デビューを果たす。

2007年より現在の名義に改め、『週刊少年マガジン』(同)にて『ベイビーステップ』の連載を開始。同作が初の連載作品となる。2014年に同作がテレビアニメ化され、講談社漫画賞少年部門を受賞。同作は「これまでにないリアルなテニス描写がテニス界にも受け入れられ」た作品であると評されている。2016年にはドラマ化もされている。

2020年12月、香月美夜の小説のコミカライズ作品である『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部 貴族院の図書館を救いたい!』の連載を開始。

作品リスト

連載

  • ベイビーステップ(『週刊少年マガジン』2007年46号 - 2017年48号)、全47巻) - 連載デビュー作。
  • 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部 貴族院の図書館を救いたい!(原作:香月美夜、『comicコロナ』2020年12月24日 ‐ 2022年3月21日→『コロナEX』2022年4月18日 - 連載中(移籍後もcomicコロナでは遅れ配信有り)、既刊8巻)

読切

  • ダチョウの飛ぶ空(『マガジンFRESH』2002年9月3日増刊号)- デビュー作。
  • 男の華道(『マガジンSPECIAL』2004年10号)
  • スタートライン(『週刊少年マガジン』2018年39号)

寄稿

  • 「追悼 赤塚不二夫展 〜ギャグで駆け抜けた72年〜」公式サイト(2009年8月) - 「シェーッ!」ポーズイラスト

対談・インタビューなど

『週刊少年マガジン』2013年50号にて『ベイビーステップ』のテレビアニメ化が決定した記念に勝木のインタビューが掲載。

同誌2014年32号にて、『ベイビーステップ』のテレビアニメの監督であるむらた雅彦との対談が掲載。

同誌2015年9号では、勝木による松岡修造へのインタビューが掲載。

アシスタント

出典

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/15 11:46 UTC (変更履歴
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