片山雄一 : ウィキペディア(Wikipedia)
片山雄一(かたやまゆういち、1975年10月20日 - )は東京都大田区生まれのNEVER LOSE座付き脚本家・演出家。
人物・概要
- 1996年舞台芸術学院演劇部本科46期卒業。在学中は演出家、金杉忠男に師事する。
- 卒業後すぐに劇団「青年団」に俳優として入団するも、約半年後自主退団する。
- その後「無添加パーキング」としてプロデュース公演を企画し作・演出として3作品を手がける。
- 金杉忠男他界後の1998年、NEVER LOSEを谷本進(主宰)と共に結成。現在までほぼ全ての作・演出を手がける。近年はライブハウスでの上演を前提として創られた独白演劇『四人の為の独白』など、培ってきた対話劇の手法にとどまらない、演劇の嘘を排除した新たな作品の可能性を提示し続けている。
- 2006年には東京・名古屋の若手演劇人を集めたコミュニティ「366.0project」の発足に関わり、数回に渡り「演劇ラボ」ワークショップの講師として携わる。2008年にはワークショップ受講者との期間限定ユニット「トライフル」を旗揚げ、七ツ寺共同スタジオ提携公演を行うなど名古屋の演劇シーンとは非常に親交が深い。
執筆した戯曲
- 『葉桜の唄』(1998年)
- 『見下ろす月』(1998年)
- 『F』(1999年)
- 『1%'ers』(2000年)
- 『FAKE』(2000年)
- 『again』(2001年)
- 『OVER THE SKY』(2002年)
- 『'S(アポストロフィーエス)』(2003年)
- 『AM3:00(ゴゼンサンジ)』(2003年)
- 『四人の為の独白』(2005年)
- 『タバコトーク』(2005年)
- 『Begin at the Beginning』(2005年)
- 『廃校/366.0【後日譚】』(2007年)
- 『UNREAL×REAL』(2008年)
演出した舞台(NEVER LOSE外)
- タテヨコ企画「カタカタ祭り」『そのときどきによって』(2007年10-11月:世田谷区)
- アコースティックライブ "Standard Songs Vol. 2 - Dreams are my reality -"(2008年7月:東京・大阪)
- 演劇ラボ期間限定ユニット「トライフル」『UNREAL×REAL』(2008年12月:名古屋市)
- 横濱・リーディング・コレクション#FINAL 「三島由紀夫を読む!」『わが友ヒットラー』(2009年2月:横浜市)
役者としての出演
- タテヨコ企画『となりの部屋』(1999年)
- オッホ『興味がない』(1999年)
- じょじ伊東プロデュースなどに参加。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/03/25 07:04 UTC (変更履歴)
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