ジョーン・G・ロビンソン : ウィキペディア(Wikipedia)
ジョーン・ゲイル・ロビンソン(Joan Gale Robinson、1910年2月10日 - 1988年8月20日goodreads)はイギリスの児童文学作家。バッキンガムシャー州生まれジョーン・ロビンソン作 松野正子訳 『思い出のマーニー 下』 岩波書店〈岩波少年文庫〉、2004年、223頁『MOE』2014年9月号、22-23頁、白泉社。イラストレーターとしての教育を受け1939年から自身の作品の執筆を開始、イラストも自ら手がけた。
法廷弁護士だった両親の4人の子どもの2番目の子ジョーン・G・ロビンソン作, 越前敏弥・ないというふみこ訳「新訳思い出のマーニー」,角川文庫,2014,p.351-355,ISBN 978-4-04-102071-5で母親はケンブリッジ大学に入学を許可された最初の女子学生の1人。ロンドンの北西部ハムステッド・ガーデン・サバーブで子供時代を過ごし、7つの学校に通ったが卒業試験を受けず、卒業には至っていない。早くから絵を書くことに憧れ、14歳で幼児のための絵本の挿絵を描き始めた。
その後、少し上の子ども向けの児童文学作品に移り、『くまのテディ・ロビンソン』シリーズで世界的にその名を知られるようになる。
作品
彼女の多くの作品の中に、『すえっこ、マリー、マリー』(Mary,Mary)、『思い出のマーニー』(When Marnie Was There)と『くまのテディ・ロビンソン』(Teddy Robinson)がある。
夫と一緒に働きながら、彼女は生涯に30冊以上の本を出した。その多くは彼女自身の家庭の中で読み聞かされ、その反響を確認されたものである。
そして彼女の家族も時々その作品の中に登場している。くまのテディ・ロビンソンは本当のテディベアで彼女の娘デボラのもので、デボラもお話の中に出てくる。
作品リスト
- A stands for angel (1939)
- Our father (1940)
- God of all things (1948)
- Ten little angels (1951)
- Teddy Robinson(『くまのテディ・ロビンソン』) (1953)
- The happy year (1953)
- Teddy Robinson's book (1955)
- Dear Teddy Robinson (1956)
- Where is God? (1957)
- Mary-Mary(『すえっこ、マリー、マリー』) (1957)
- More Mary-Mary (1958)
- Seven days (1964)
- When Marnie Was There(『思い出のマーニー』) (1967)
- Charley (1969)
- Teddy Robinson himself (1974)
日本語訳された作品
- 『思い出のマーニー 、』岩波少年少女文庫、松野正子訳、岩波書店、1980年
出典
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/27 07:32 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.