マリウス葉 : ウィキペディア(Wikipedia)
マリウス 葉(マリウス よう、Marius Yo、2000年〈平成12年〉3月30日 - )は、日本の元歌手、元俳優、元タレント。男性アイドルグループ・Sexy Zoneの元メンバー。2020年12月から活動を休止、2022年12月31日を以って芸能界を引退した(詳細後述)。本名、葉 マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ。
ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州・ハイデルベルク出身。元ジャニーズ事務所所属。
来歴
2000年3月30日、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州・ハイデルベルクで生まれる。6歳の時、元タカラジェンヌである母親に憧れてダンスを始める。
10歳の時に来日して観たSMAPのコンサートに感化され、ドイツからジャニーズ事務所に履歴書を送る。数日後、履歴書を見た事務所の社長・ジャニー喜多川から直接電話を受け、2011年1月にジャニーズ事務所に入所する。マリウスは当初、ドイツに在住で仕事のあるときだけ日本を訪れていたが、本格的な芸能活動のためにSexy Zone結成発表の3か月前に家族と日本に移住している。同年9月29日、Sexy Zoneの結成とともに同年11月のCDデビューが発表された。マリウスは当時11歳で、ジャニーズ事務所における史上最年少デビューとなった。
2013年1月期のテレビドラマ『コドモ警視』で、連続テレビドラマ初主演をつとめる。
2014年5月のSexy Zone全国ツアーの横浜公演で、Sexy Zoneの弟分ユニットSexy Boyzの結成を発表した。メンバーはマリウスの他、ジャニーズJr.の岩橋玄樹、神宮寺勇太の3人。2015年12月発売のシングル「カラフル Eyes」から再びSexy Zoneとして活動を再開。
2016年8月、「Johnnys' Summer Paradise 2016」内で初めて松島聡と2人でコンサート公演を行う。
2018年3月に東京都内の高校のインターナショナルコースを卒業後、同年4月に上智大学国際教養学部にAO入試の合格を経て進学する。
2020年12月2日、体調不良に伴い芸能活動を休止することが発表された。2021年9月にスペインの大学に編入。
2022年12月27日、同年12月31日の『ジャニーズカウントダウン2022-2023』への出演をもってSexy Zoneを卒業し、ジャニーズ事務所を退所、芸能界からも引退することを発表した。
2023年からは、マリウス成龍葉名義でInstagramを開設し、メッセージを公開している。
人物
父がドイツ人、母が台湾出身で日本育ちの日本人。本名は祖父母が台湾人であることからアジアの名前“成龍”も含めた「葉 マリウス ユリウス 成龍 シュミッヒ」と長い名前であることを明かしている。鳳蘭とは遠縁にあたる。
11歳で来日するまではドイツの公立小学校でドイツ語、家ではドイツ語と日本語を使用。週1回日本語学校に通い、読み書きや漢字も学んだ。しかし世界で活躍するためには英語も必要と考え、日本ではインターナショナルコースに転入し、英語も習得。現在は日本語・ドイツ語・英語を話すことができるトリリンガルでもある。
語学力を生かし、海外ドラマに出演したり、2017年7月28日 - 8月5日に、アメリカのハーバード大学で行われた世界各国の高校生28人によるサミットにも参加するなど、グローバルな活動も視野に入れて活動している。
美術に造詣が深く、高校2年生の時にはアートヒストリーで論文も書く。2018年には大塚国際美術館の「Holiday at the Museum2018」のアンバサダーに選出され、就任した。
出演
グループでの活動についてはtimelesz#出演やSexy Boyzを参照。
テレビドラマ
- コドモ警察(2012年4月 - 6月、TBS〔MBS制作〕) - 間聖四郎 役
- コドモ警視(2013年1月 - 3月、TBS〔MBS制作〕) - 主演・ 役
- 悪夢ちゃんスペシャル(2014年5月2日、日本テレビ) - 少年夢王子 役
- 吾輩の部屋である 第7話(2017年10月31日、日本テレビ) - 洋式トイレ 役(声の出演)
配信ドラマ
- フラーハウス・シーズン3(2017年12月22日、Netflix) - 本人 役
映画
- コドモ警察(2013年3月20日公開) - 間聖四郎 役
- 悪夢ちゃん The 夢ovie(2014年5月3日公開) - 渋井完司 / 少年夢王子 役
バラエティ番組
- 爆笑学園ナセバナ〜ル!(2012年10月9日 - 2013年2月26日、MBS)
特別番組
- サントリー1万人の第九〜Sexy Zoneマリウス葉 世紀の大合唱に挑戦!〜(2018年12月29日、TBS〔毎日放送制作〕)
コンサート
- Johnnys' Summer Paradise 2016『Hey So!Hey Yo!〜summertime memory〜』(全6公演)(2016年8月7日 - 9日、東京ドームシティホール) - 松島聡と共演
- Johnnys' Summer Paradise 2017『So what? Yolo ! 』(全8公演)(2017年8月17日 - 20日、東京ドームシティホール) - 松島聡と共演
舞台
- Live House ジャニーズ銀座(2013年4月28日・5月12日・5月26日、シアタークリエ)
- ジャニーズ銀座 2015(2015年5月8日 - 5月10日・5月17日、シアタークリエ)
- ガムシャラ! サマーステーション(2015年7月23日 - 8月1日・8月7日 - 19日、EXシアター六本木)
- DREAM BOYS(2015年9月12日 - 14日・18日 - 20日、帝国劇場)
- 少年たち 危機一髪!!(2016年9月4日 - 9月28日、日生劇場) - 特別出演
ミュージカル
- 不思議の国のハローキティ(2013年4月20日 - 2016年4月17日、サンリオピューロランド) - うさぎ「カイル」役(声優)
CM・広告
- ハウス食品「とんがりコーン」(2011年10月 - ?)
- オランジーナ・シュウェップス「オランジーナ」(2017年3月 - )
- 大塚国際美術館「Holiday at the Museum2018」アンバサダー(2018年)
- 国連WFP「#ごちそうさまチャレンジ」アンバサダー(2023年)
イベント
雑誌連載
- 集英社『SPUR』
- 「One step at a time 一歩ずつ進もう」(2020年5月号 - 2021年2月号)
- 「One step at a time」(2024年4月号 - )
作品
ソロ曲
- ダンケ・シェーン(作詞:MiNE 作曲:Takuya Harada・Andreas Ohrn・Henrik Smith)
- Sexy Zoneの11枚目シングル『勝利の日まで』通常盤に収録
- Welcome to the paradise(作詞:Komei Kobayashi 作曲:馬飼野康二)
- Sexy Zoneのベストアルバム『Sexy Zone 5th Anniversary Best』初回限定盤Bに収録
- Déjà-vu(作詞:Komei Kobayashi 作曲:Hjalmar Wilen・Sebastian Krantz・Susumu)
- Sexy ZoneのDVD&Blu-ray『Sexy Zone Presents Sexy Tour 2017 〜 STAGE』初回限定盤 スペシャルCDに収録
- Keep On(作詞:EMI K. Lynn 作曲:Simon Janlöv /Funk Uchino 編曲:Simon Janlöv)
- Sexy Zoneの6枚目のアルバム『PAGES』通常盤に収録
- all this time(作詞:Marius Yo/Kanata Okajima、作曲:Andy Love/Andreas Oberg/Christoffer Semelius、編曲:Andreas Oberg/Christoffer Semelius)
- Sexy Zoneの7枚目のアルバム『POP × STEP!?』通常盤に収録
出典
外部リンク
- Johnny's net > Sexy Zone - ジャニーズ事務所によるSexy Zoneオフィシャル・ホームページ
- - ポニーキャニオンによるSexy Zoneオフィシャル・ホームページ
- Sexy Zone|Top J Records- レーベルによるSexy Zone公式サイト
- Sexy Zone - UNIVERSAL MUSIC JAPAN - ユニバーサルミュージックによるSexy Zone公式サイト
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/08 15:35 UTC (変更履歴)
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