カン・ジェギュ : ウィキペディア(Wikipedia)

カン・ジェギュ(1962年11月27日 - )は韓国の映画監督・映画プロデューサー・脚本家。

略歴

本貫は晋州姜氏。中央大学校演劇映画学科卒。

主な作品

  • 銀杏のベッド(1996)監督・脚本
  • 地上満歌(1997)脚本
  • シュリ(1999)監督・脚本
  • 燃ゆる月(2000)プロデューサー
  • SSU(2002)エグゼクティブプロデューサー
  • ブラザーフッド(2004)監督・脚本
  • IRIS -アイリス-(2009)企画
  • マイウェイ 12,000キロの真実(2011)監督
  • チャンス商会〜初恋を探して〜(2015)監督
  • ボストン1947 (2023) 監督・脚本

エピソード

  • 芸能ジャーナリストの麻生香太郎は、2005年に韓国でカンと会食した時、「日本人である私たちは、いつまで(過去の戦争にまつわることに関して)謝り続ければ、韓国の人たちは許してくれるのですか?」と質問したという。これに対してカンは、「ボクたち若い世代は、現代の日本の人たちに何の悪感情も抱いていません。友達も多いし、みないい人たちばかりだと思います。ただ韓国は儒教の国です。年長の人には無条件で従うのが美徳とされています。韓国の年寄りには、戦争中、痛めつけられた記憶に苦しむ人もまだ多いのです。彼らは朝鮮語を禁じられ、日本語の教科書で勉強させられ、神社や鳥居を建てた場所で信仰を強制させられました。そんな祖父、祖母たちが『日本の過去の過ちを許してはならない』というのです。私たちはその教えを守り、実践しなければ、親孝行とはいえません。親孝行こそが儒教の根本の教えだからです。その辺をどうかご理解ください」と答えたという。『誰がJ-POPを救えるか?』麻生香太郎:著、朝日新聞出版、p43

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/01 01:49 UTC (変更履歴
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