スティーヴン・ラム : ウィキペディア(Wikipedia)

スティーブン・ラム(Steven Rum、1956年10月22日 - )は、イタリア生まれ、アメリカ合衆国のニューヨーク育ちの元プロ野球選手(外野手)。左投左打。

イタリア代表として国際大会出場を経験した選手として、初めて日本球界でプレーした。

来歴・人物

アマチュア野球のイタリア代表として、1980年の世界アマチュア野球選手権で好成績を残す。

1981年に阪神タイガースに当時類のなかった第3の外国人として入団。しかし、一軍登録のポール・デードが古傷を悪化させ解雇になり、その代わりに獲得したダン・ゴンザレスも怪我で出られなくなり、一軍で出場。良いと言える成績ではなかったが、残留。

しかし、1982年には出場7試合と出番が少なくなり、オフに解雇。

詳細情報

年度別打撃成績

阪神571951712146824701514611621341.269.335.409.744
715121100011000031001.083.267.083.350
通算:2年642101832247824711614611931342.257.330.388.718

記録

  • 初出場・初先発:1981年6月18日、対ヤクルトスワローズ12回戦(岡山県野球場)、7番・右翼手で先発出場、3打数無安打
  • 初本塁打:1981年7月15日、対広島東洋カープ12回戦(広島市民球場)、1回表に池谷公二郎からソロ

背番号

  • 38 (1981年 - 1982年)

関連項目

  • 阪神タイガースの選手一覧
  • レノ・ベルトイア - イタリア出身者として初のNPB選手
  • アレッサンドロ・マエストリ - 純粋なイタリア生まれイタリア育ちの選手として初のNPB選手

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/13 13:03 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「スティーヴン・ラム」の人物情報へ