水野正一 : ウィキペディア(Wikipedia)
水野 正一(みずの しょういち/まさいち、1924年9月16日『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.606 - 2008年11月17日)は、日本の経済学者。専門は財政学。名古屋大学名誉教授。理論・計量経済学会常任理事、国税庁税理士審査会会長、総理府税制調査会委員などを歴任した。
人物・経歴
香川県出身。1948年東京商科大学(現一橋大学)卒業現代経済学 (第2版)紀伊国屋書店。財政学専攻【おくやみ】水野正一氏(名古屋大学名誉教授・財政学)日刊工業新聞2008/11/19 05:00。1951年名古屋大学助教授日本の物価変動 (金融問題研究会モノグラフ ; 3)線型経済学 図書 水野正一 著 青秋社, 1959。1962年名古屋大学より経済学博士の学位を取得乗数理論における貨幣的要因に関する研究 水野, 正一 ミズノ, マサイチ。1963年経済企画庁経済研究所主任研究官(総理府事務官)官報昭和38年本紙第10949号 12頁。名古屋大学教授就任後、1970年名古屋大学経済学部長に選出された官報昭和45年本紙第13145号 21頁。
1977年総理府税制調査会委員官報昭和52年本紙第15254号 8頁。1981年名古屋大学経済学部附属経済構造分析センター長歴代センター長、理論・計量経済学会常任理事歴代会長・理事日本経済学会。1988年退官水野正一教授退官記念号経済科学 = The Economic science / 名古屋大学大学院経済学研究科 編、名古屋大学名誉教授、中京大学経済学部教授地方経済審議会について(結果。1993年国税庁税理士審査会会長官報平成5年号外第63号 4頁。
1998年中京大学退職過去の在籍者。中京大学理事、東海郵政経営会議委員郵政経営会議委員一覧、地方経済審議会委員なども務めた地方経済審議会について(結果)。2001年勲二等瑞宝章受章官報平成13年号外第235号 11頁。2008年11月17日、胃がんのため豊田市の病院で死去水野正一氏死去/名古屋大名誉教授四国新聞2008/11/18 11:58。叙正四位官報平成20年本紙第4981号 10頁。指導学生に木村吉男名古屋市立大学名誉教授など木村吉男君(塩野谷ゼミ)6月13日に急逝肺がんのため 享年81歳望洋会。
著作
著書
- 『資金需給と乗数』統計研究会 1959年
- 『国民所得乗数論の拡充』(篠原三代平, 宮澤健一と共著)有斐閣 1959年
- 『線型経済学』春秋社 1959年
- 『日本の物価変動』東洋経済新報社 1966年
- 『インフレに強くなる本 : 物価上昇を一歩先に歩く法』野田経済社 1966年
- 『セミナー 物価問題の常識』(編著)日本評論社 1981年
- 『財政再建 : "増税なき再建"は可能か』有斐閣 1983年
- 『財政再建と税制改革』名古屋大学出版会 1988年
- 『赤字財政の経済学』名古屋大学出版会 1988年
- 『経済学辞典』(編著)中央経済社 1989年
- 『現代経済学演習』(編著)中央経済社 1992年
- 『資産課税の理論と課題』(編著)税務経理協会 2005年
編書
- 『日本のマネー・フロー : 昭和42年度の資金循環』東洋経済新報社 1963年
- 『ミクロ経済学』(塩野谷九十九と共編)第三出版 1969年
- 『マクロ経済学』(塩野谷九十九と共編)第三出版 1969年
- 『金融の経済学』(花輪俊哉と共編)有斐閣 1976年
- 『現代財政理論』(牛嶋正と共編)青林書院新社 1981年
- 『経済政策と経営の意思決定:日本と西ドイツの比較研究』名古屋大学経済学部 1985年
- 『ME化の現状と雇用問題:日本と西ドイツの比較研究』名古屋大学出版会 1986年
- 『経済・経営の構造変化と対応策:日本と西ドイツの比較研究』名古屋大学出版会 1987年
訳書
- 『現代の金融理論 1,2』(山下邦男と共監訳)勁草書房 1965年
- ジェームズ・M・ブキャナン他著『ケインズ財政の破綻』(亀井敬之と共訳)日本経済新聞社 1979年
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