エルコレ・パッティ : ウィキペディア(Wikipedia)

エルコレ・パッティ(Ercole Patti 1903年 - 1976年11月15日)は、イタリアの文学者、小説家。映画の原作者。日本ではエルコール・パッチエルコーレ・パッチとして紹介されたことがある。

経歴

1903年、イタリアのカターニア生まれ。父親は有名な弁護士という裕福な家庭で育った。17歳の時にローマに出て国際法を学んだ後、文学者としてのキャリアを積み重ねた。シチリア島を舞台とした作品が多く、1939年に「お屋敷町」、1954年に「ジョバンニーノ」を発表した。いくつかの作品は映画化された。1976年にローマで死去。72歳訃報欄 エルコール・パッチ氏『朝日新聞』1976年(昭和51年)11月17日夕刊、3面、11面。

映画化された作品

作品は映画化されて、何本かは日本でも公開された。

  • さらば恋の日(1969年11月22日 - ):原作は1967年に発表された「美しき11月」
  • ローマの恋(1962年5月30日 - )
  • 明日なき愛情(1956年11月28日 - )

関連項目

  • 大久保昭男 - 翻訳者

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/11 10:05 UTC (変更履歴
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