佐野進 : ウィキペディア(Wikipedia)
佐野 進(さの すすむ、1920年(大正9年)8月7日『現代物故者事典 2009~2011』284頁。 - 2009年(平成21年)1月20日)は、昭和期の地方公務員、労働運動家、政治家。衆議院議員。
経歴
新潟県出身『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』281頁では東京都出身。。召集され兵役に就いた『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』281頁。。東京都交通局に入局。1955年(昭和30年)専修大学商経学部経済学科を卒業した。東京交通労働組合青年部長や、東京都労働組合連合会、日本都市交通労働組合(現全日本自治団体労働組合都市公共交通評議会)、港区労協の各役員を務めた。
東京都港区議会議員を経て、東京都議会議員に選出され3期在任した。この間、同都議会公営企業委員長、同中小企業対策審議会委員、東京オリンピック大会組織委員などを務めた。
1967年(昭和42年)1月の第31回衆議院議員総選挙で東京都第6区から日本社会党公認で出馬し初当選『国政選挙総覧 1947-2016』142頁。。次の第32回総選挙では次点で落選『国政選挙総覧 1947-2016』143頁。。1972年(昭和47年)12月の第33回総選挙で再選され『国政選挙総覧 1947-2016』144頁。、さらに第34回総選挙でも当選し『国政選挙総覧 1947-2016』145頁。、衆議院議員に通算3期在任した。この間、社会党中央執行委員、同党東京都本部組織委員長、同党中小企業政策委員長、同木材産業対策副委員長、同公営競技対策副委員長、同交通政策副委員長などを務めた。その後、第35回、第36回総選挙に立候補したがいずれも落選した『国政選挙総覧 1947-2016』146-147頁。。
その後、東京都クリーニング協同組合顧問に就任した。
注釈
出典
参考文献
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『現代物故者事典 2009~2011』日外アソシエーツ、2012年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/02 07:52 UTC (変更履歴)
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