井上淳 : ウィキペディア(Wikipedia)

井上 淳(いのうえ あつし、1944年1月 - )は、静岡県生まれの数学者。東京工業大学名誉教授、理学博士。専門は偏微分方程式論、スーパー解析学。2024年、瑞宝中綬章受章『官報』号外259号、令和6年11月5日 。

スーパー空間上の解析、偏微分方程式の記述限界の研究で知られる。指導学生に小薗英雄東北大学名誉教授など数学という言語で自然科学の真理を探究する / Harnessing the Language That Is Mathematics to Search for the Truths of Natural Science【基幹理工学部 数学科・小薗英雄教授】早稲田大学。

経歴

  • 1944年 静岡県に生まれる
  • 1962年 都立日比谷高校卒業
  • 1966年 東京大学理学部卒業
  • 1968年 同大学院修士課程修了、同助手
  • 1974年 理学博士号(東京大学)取得、同年広島大学助教授
  • 1979年 東京工業大学助教授
  • 1988年 東京工業大学教授

主な著書

  • 『数学的思考:微分編』(エコノミスト社、2001年)
  • 『数学的思考:積分編』(エコノミスト社、2001年)

所属学会

  • 国際数理物理学会
  • アメリカ数学会

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/06 05:39 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「井上淳」の人物情報へ