ナット・ヘントフ : ウィキペディア(Wikipedia)
ナット・ヘントフ(Nat Hentoff、1925年6月10日 - 2017年1月7日 ナット・ヘントフ氏死去 反骨を貫いたジャズ評論家、ジャーナリスト、小説家 ハフィントンポスト 2017年1月9日付)は、小説・ジャズ評論・短編・コラムなどに活躍したアメリカ合衆国のジャズ評論家、作家、コラムニスト。
人物
1952年に雑誌『ダウン・ビート』のライターとしてジャズ評論を書き始める。自分の雑誌『ジャズ・レビュー』(The Jazz Review) を立ち上げ、『ウォールストリート・ジャーナル』や『ヴィレッジ・ヴォイス』にコラムを執筆。公民権運動にも関わる。
主な作品
- 『ジャズ・カントリー』(木島始訳、晶文社) 1966年、のち講談社文庫 1978年
- 『ペシャンコにされてもへこたれないぞ!』(片桐ユズル訳、晶文社) 1971年
- 『私の話を聞いてくれ - ザ・ストーリー・オヴ・ジャズ』(ナット・シャピロ共編著、新納武正訳、筑摩書房) 1976年
- 『ぼくらの国なんだぜ』(片桐よう子訳、晶文社、ダウンタウン・ブックス) 1980年
- 『この学校にいると狂っちゃうよ』(片桐よう子訳、晶文社、ダウンタウン・ブックス) 1981年
- 『ジャズ・イズ』(志村正雄訳、白水社) 1982年
- 『誰だ ハックにいちゃもんつけるのは』(坂崎麻子訳、集英社文庫、コバルトシリーズ) 1986年
- 『ボストン・ボーイ - ナット・ヘントフ自伝』(木島始, 河野徹訳、晶文社) 1989年
- 『ジャズに生きる ナット・ヘントフ集』(堀内貴和訳、東京書籍、アメリカ・コラムニスト全集17) 1994年
- 『アメリカ、自由の名のもとに』(藤永康政訳、岩波書店) 2003年
- 『消えゆく自由 - テロ防止に名をかりた合衆国憲法への無制限な攻撃』(松本剛史訳、集英社) 2004年
参考文献
- 村上春樹編・訳『セロニアス・モンクのいた風景』 - 「通常のピアニストがまず行かない場所に」収録
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/31 10:35 UTC (変更履歴)
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