佐々木裕美 : ウィキペディア(Wikipedia)

佐々木 裕美(ささき ひろみ、1979年10月3日 - )は、山口県出身のボートレーサー。登録番号4045。身長161cm。血液型O型。85期。山口支部所属。夫は坂谷真史(事故により死別)。師匠は小林昌敏。

来歴・人物

  • 山口県立柳井工業高等学校(統合により廃校)卒業。
  • 1999年11月10日、下関競艇場でデビュー(一般競走1日目第1レース3号艇進入6コース、2着)BOAT RACE オフィシャル WEB 1999年11月10日1R下関競艇場(デビュー)
  • 2000年8月30日、丸亀競艇場の一般競走「コカコーラカップ」1日目第1レースにて初勝利。(デビュー9ヶ月目、116走目)。
  • 2002年9月8日、津競艇場の「G3第19回クイーンカップ女子リーグ戦」競走で初優出(5号艇進入6コース、選責失格)。
  • 2003年5月26日、唐津競艇場の「西日本スポーツ杯争奪G3女子リーグ戦」競走にて初優勝(3号艇進入6コース、決まり手は捲り)。
  • 2004年3月2日、多摩川競艇場で開催の「第17回JAL女子王座決定戦競走」でG1初出場。
  • 同年3月4日、3日目の第12レースにて記念初勝利(3号艇進入3コース、決まり手は捲り差し)。
  • 同年10月12日、出場予定だった津競艇場で開催の「G3第21回クイーンカップ女子リーグ戦」を初日から欠場。その後、坂谷真史と入籍し福井支部に移籍、産休。
  • 2006年1月13日、多摩川競艇場で開催のオール女子戦にて競走復帰。翌1月14日の2日目のメインレース(12R)で日高逸子や横西奏恵らを相手に産休明けの初勝利を飾った(5号艇進入5コース、決まり手はツケマイ)。
  • 2007年2月26日、出場予定だったJAL女子王座決定戦競走の前日検査で徳山競艇場入りしていたが、住之江競艇場のGIで夫の坂谷が転覆し、大阪市立総合医療センターへ搬送されるとの一報を受け急遽欠場。欠場手続き後に直ちに病院に駆けつけたが、死に際に間に合わなかった。これを機に故郷の山口に戻り、山口支部の選手として、またシングルマザーとして再スタートを切った。自身のTwitterには2011年6月のアカウント開設当時のプロフィールにシングルマザーと明記されていた。
  • 同年10月13日、夫の事故現場であった住之江競艇場で復帰を果たす。同16日、復帰後初勝利。
  • 2008年7月17日、夫の地元水面であった三国競艇場で開催の女子リーグ戦で復帰後初優勝を飾る。
  • 2009年3月3日、尼崎競艇場で開催の第22回JAL女子王座決定戦競走に5年ぶりに出場した。
  • 同年5月26日、福岡競艇場で開催の第36回笹川賞競走でSG初出場。同年5月30日、5日目の第7レースにてSG初勝利(6号艇進入5コース、決まり手は捲り差し)。3連単の配当はSGレース史上最高額である199,840円を記録した(2009年当時。2016年12月25日SG第31回グランプリシリーズ最終日の第5レースにて記録した配当252,220円が現在の最高額)。

関連項目

  • 85期の選手
    • 杉江浩明
    • 興津藍
    • 井口佳典
    • 湯川浩司
    • 田口節子
    • 田中健太郎(田口節子の夫)
    • 田村隆信
    • 谷村啓司
    • 高沖健太
    • 加納直人
    • 丸岡正典
    • 西原明生
    • 森高一真
    • 柴田友和
    • 伊藤将吉
    • 中島康孝(坂谷同様事故により死亡)
  • 競艇選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/29 00:07 UTC (変更履歴
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