内田達也 : ウィキペディア(Wikipedia)
内田 達也(うちだ たつや、1992年2月8日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロサッカー選手。JFL・FCティアモ枚方所属。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。
来歴
プロ入り前
地元・宝塚市のサッカー少年団を経て、ガンバ大阪ジュニアユースへ入団。高校生になるとガンバ大阪ユースへ昇格。中学時代から各年代の日本代表を経験し、代表チームでもディフェンスリーダーやキャプテンとして活躍し、2009年にはU-17日本代表として、チームメイトで1学年下の宇佐美貴史と共にU-17ワールドカップに出場した。
ガンバ大阪
2010年にガンバ大阪のトップチームへ昇格ガンバ大阪ユースよりDF内田達也選手が2010年トップ昇格仮契約終了 ガンバ大阪オフィシャルサイト、2009年10月12日。2011年5月21日、J1第12節アルビレックス新潟戦でJリーグ初出場を果たした。しかし、山口智や中澤聡太らがいたセンターバックのレギュラー争いに割って入れず、2012年までの3年間のリーグ戦出場数はわずか10試合に留まり、年代別の日本代表からも漏れた。
2013年、ポジション登録をMFに変更しボランチにコンバート。開幕当初は出場機会がなかったものの、代表組の遠藤保仁・今野泰幸が不在となった6月にボランチでスタメン起用される。二人が復帰した7月以降も、レギュラーの座を譲らず主に今野とダブルボランチを形成した。8月21日、J2第30節ガイナーレ鳥取戦でプロ入り初得点を決めた。
2014年は開幕当初こそスタメンでの起用が多かったものの、シーズン中盤以降は出番が減少した。11月には左膝靭帯損傷により全治8カ月と診断され、長期離脱となった。2015年、リーグ戦の出場はなかったが天皇杯で実戦復帰を果たした。
東京ヴェルディ
2016年12月28日、東京ヴェルディへ期限付き移籍で加入することが発表された内田 達也選手期限付き移籍加入のお知らせ 東京ヴェルディオフィシャルサイト、2016年12月28日。2017年2月26日、開幕戦の徳島ヴォルティス戦で移籍後初先発を果たした。11月19日、J2最終節の徳島ヴォルティス戦では決勝点を決めてプレーオフ進出に貢献した【東京V】プラチナ世代のリーダー格が大仕事! 内田達也が歩んだ充実と苦難の一年 サッカーダイジェスト(2017年11月19日)。2018年から東京ヴェルディへ完全移籍内田 達也選手完全移籍加入のお知らせ 東京ヴェルディオフィシャルサイト、2017年12月21日。
2019年12月、契約満了により退団内田達也選手契約満了のお知らせ 東京ヴェルディオフィシャルサイト、2019年12月30日。
ザスパクサツ群馬
2020年、ザスパクサツ群馬に加入【トップチーム】内田達也 選手 2020シーズン加入のお知らせ ザスパクサツ群馬オフィシャルサイト、2020年1月9日。10月14日、第26節FC琉球戦で移籍後初得点を決めた。 2022年2月20日、トレーニング中に負傷。顔面骨骨折で全治4-6週間の診断。回復してリーグ戦に復帰するが、同年6月5日のレノファ山口戦で負傷。右膝前十字靭帯損傷で全治6-8か月の診断を受け、シーズン後半を欠場した。
2023年11月18日、ザスパクサツ群馬は契約満了を発表した。
FCティアモ枚方
2024年、FCティアモ枚方に移籍。
プレースタイル・評価
身長はあまり高くないが、カバーリングや状況判断能力に優れたリベロタイプのセンターバック。ボール扱いが上手く、後方からのコーチングが特徴的で、キャプテンシーも持ち合わせている【AFCチャンピオンズリーグ2011 G大阪 vs C大阪】西野朗監督、藤ヶ谷陽介選手(G大阪)前日記者会見でのコメント J's GOAL。
人物
- 2017年1月に入籍。2020年12月に第一子の長男が誕生した。
所属クラブ
- 1999年 - 2003年 コニーリョ中山FC
- 2004年 - 2006年 ガンバ大阪ジュニアユース
- 2007年 - 2009年 ガンバ大阪ユース(兵庫県立宝塚東高等学校)
- 2010年 - 2017年 ガンバ大阪
- 2017年 東京ヴェルディ(期限付き移籍)
- 2018年 - 2019年 東京ヴェルディ
- 2020年 - 2023年 ザスパクサツ群馬
- 2024年 - FCティアモ枚方
個人成績
|- |2010||rowspan="7"|G大阪||rowspan="2"|30||rowspan="3"|J1||0||0||0||0||0||0||0||0 |- |2011||5||0||0||0||2||0||7||0 |- |2012||rowspan="5"|27||5||0||0||0||0||0||5||0 |- |2013||J2||33||1||colspan="2"|-||2||0||35||1 |- |2014||rowspan="3"|J1||12||0||5||0||2||0||19||0 |- |2015||0||0||0||0||2||0||2||0 |- |2016||3||0||1||0||0||0||4||0 |- |2017||rowspan="3"|東京V||17||rowspan="7"|J2||41||2||colspan=2|-||1||0||42||2 |- |2018||rowspan="2"|8||41||0||colspan=2|-||0||0||41||0 |- |2019||15||0||colspan=2|-||1||0||16||0 |- |2020||rowspan="4"|群馬||40||31||1||colspan=2|-||colspan=2|-||31||1 |- |2021||rowspan="3"|6||39||0||colspan=2|-||3||1||42||1 |- |2022||13||1||colspan=2|-||0||0||13||1 |- |2023||38||1||colspan=2|-||0||0||38||1 |- |2024||枚方||5||JFL||||||colspan=2|-|||||||| 25||0||6||0||6||0||37||0 251||6||colspan="2"|-||7||1||258||7 ||||colspan=2|-|||||||| 276||6||6||0||13||1||295||7 |}
|- |2016||G大23||27||J3||14||1||14||1 14||1||14||1 14||1||14||1 |}
|2010||rowspan="5"|G大阪||rowspan="2"|30||0||0 |- |2011||1||0 |- |2012||rowspan="3"|27||1||0 |- |2015||0||0 |- |2016||1||0 |- !通算!!colspan="2"|AFC |3||0 |}
- 2017年
- J1昇格プレーオフ 1試合0得点
- 2018年
- J1参入プレーオフ 1試合0得点
- 出場歴
- Jリーグ初出場 - 2011年5月21日 J1第12節 vsアルビレックス新潟 (万博記念競技場)
- Jリーグ初得点 - 2013年8月21日 J2第30節 vsガイナーレ鳥取(とりぎんバードスタジアム)
タイトル
クラブ
- ガンバ大阪ジュニアユース
- 高円宮杯全日本ユース選手権(U-15):1回(2006年)
- ガンバ大阪ユース
- 日本クラブユース選手権(U-18):1回(2007年)
- Jユースカップ:1回(2008年)
- ガンバ大阪
- Jリーグ ディビジョン1:1回(2014年)
- Jリーグ ディビジョン2:1回(2013年)
- Jリーグカップ:1回(2014年)
- 天皇杯:2回(2014年、2015年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2015年)
個人
- KOR MBC国際ユース大会 最優秀選手賞(2005年)
代表歴
- U-14日本代表
- U-15日本代表
- 2007年 - AFC U-16選手権・予選
- U-16日本代表
- 2008年 - AFC U-16選手権
- U-17日本代表
- 2009年 - FIFA U-17ワールドカップ
- U-18日本代表
- U-19日本代表
- 2010年 - AFC U-19選手権
関連項目
- 兵庫県出身の人物一覧
- ガンバ大阪の選手一覧
- 東京ヴェルディ1969の選手一覧
- ザスパクサツ群馬の選手一覧
- FC TIAMO枚方の選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/08 17:01 UTC (変更履歴)
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