井上正之 : ウィキペディア(Wikipedia)

井上 正之(いのうえ まさゆき)は、常陸国笠間藩主。浜松藩井上家5代。

経歴

旗本・酒井重英(井上家3代・井上正任の五男)の長男として元禄9年(1696年)に生まれる。宝永元年(1704年)10月11日に、伯父である井上家4代・正岑の養子となる。享保7年(1722年)、正岑の死去により家督を継ぐ。

享保9年(1724年)2月18日に奏者番に任じられ、享保13年(1728年)7月6日に寺社奉行を兼任する形で任じられた。元文元年(1736年)6月7日、病気により奏者番・寺社奉行の辞任を求めたが許されず、元文2年(1737年)9月17日に死去するまで在任することとなった。享年42。

跡を長男の正経が継いだ。

系譜

父母

  • 酒井重英(実父)
  • 小出有重の娘(実母)
  • 井上正岑(養父)

正室

  • 本多忠次の娘

側室

  • 稲葉氏

子女

  • 井上正経(長男)生母は稲葉氏(側室)
  • 森忠洪正室

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/22 13:09 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「井上正之」の人物情報へ