原文雄 : ウィキペディア(Wikipedia)
原 文雄(はら ふみお、1941年 - ) は、日本の機械工学者。東京理科大学名誉教授。元日本機械学会副会長。
人物・経歴
1965年東京大学工学部機械工学科卒業。1970年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了顔という知能―顔ロボットによる「人工感情」の創発紀伊國屋書店原 文雄科学技術振興機構、工学博士原子炉の最適化法に関する研究。1971年東京理科大学工学部助教授。1983年東京理科大学工学部教授。1989年日本機械学会機械力学部門長第1部 部門 30年のあゆみ (歴代部門長寄稿) 日本機械学会機械力学・計測制御部門。2001年原子力規格委員会耐震設計分科会副分科会長【平成29年度】(第14回)原子力規格委員会功労賞原子力委。2002年日本機会学会副会長。2007年東京理科大学工学部嘱託教授。2009年から原子力規格委員会耐震設計分科会会長を務め、福島第一原子力発電所事故を受けた基準策定などを進め、2017年に退任した。
指導学生に小林宏、 多田隈建二郎など駄本建二郎、小倉慶満、市川純章、原文雄「2A1-A04 結合・分離可能なクラスタロボットモジュールの開発」『ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2002』2002年、 61頁。。
著書
- 『機械力学』朝倉書店 1996年
- 『顔という知能―顔ロボットによる「人工感情」の創発』(小林宏と共著)共立出版 2004年
受賞
- 1973年 - 日本原子力学会奨励賞
- 1978年 - 日本機械学会論文賞
- 1994年 - 日本機械学会機械力学・計測制御部門国際賞
- 1996年 - 日本ロボット学会技術賞
- 1997年 - 日本機械学会論文賞
- 1999年 - 日本機械学会機械力学・計測自動制御部門功績賞
- 1999年 - アメリカ機械学会フェロー
- 2000年 - 日本機械学会フェロー
- 2003年 - アメリカ機械学会 PVPメダル
- 2003年 - 東京都技術功労賞
- 2018年 - 原子力規格委員会功労賞
- 2020年 - 瑞宝中綬章『官報』号外第230号、令和2年11月4日
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/20 23:39 UTC (変更履歴)
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