加藤雅彦 : ウィキペディア(Wikipedia)
加藤 雅彦(かとう まさひこ、1927年 - 2015年)は、日本のヨーロッパ問題研究家、エッセイスト。
来歴
名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業。 NHKに入局。 ほかベルリン自由大学に留学。NHKベオグラード、ボン支局長、解説委員などを歴任。
1992年『ドナウ河紀行』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。日本ヨハン・シュトラウス協会会員。
著書
- 『東ヨーロッパ 自立へ進む国ぐに』(日本放送出版協会) 1968
- 『ドイツとドイツ人』(日本放送出版協会) 1976
- 『ユーゴスラヴィア チトー以後』(中公新書) 1979
- 『中欧の崩壊 ウィーンとベルリン』(中公新書) 1983
- 『ゴルバチョフ革命とは何か』(教育社) 1988
- 『ドナウ河紀行 東欧・中欧の歴史と文化』(岩波新書) 1991
- 『中欧の復活 「ベルリンの壁」のあとに』(日本放送出版協会、NHKブックス) 1991
- 『バルカン ユーゴ悲劇の深層』(日本経済新聞社) 1993
- 『図説 ハプスブルク帝国』(河出書房新社、ふくろうの本) 1995、新装版 2018、のち河出文庫 2006
- 『ライン河 ヨーロッパ史の動脈』(岩波新書) 1999
- 『ウィンナ・ワルツ ハプスブルク帝国の遺産』(日本放送出版協会、NHKブックス) 2003
- 『図説 ヨーロッパの王朝』(河出書房新社、ふくろうの本) 2005、新装版 2016
共編著
- 『ドキュメント現代史10 東欧の動乱』(笹本駿二共編、平凡社) 1973
- 『ウィーン 多民族文化のフーガ』(饗庭孝男, 伊藤哲夫, 小宮正安, 西原稔, 檜山哲彦, 平田達治共著、大修館書店) 2010
翻訳
- 『スターリン死後』(W・レオンハルト、弘文堂) 1966
- 『ソ連の指導者と政策 スターリン以後のクレムリン』(ヴォルフガング・レオンハルト、サイマル出版会) 1969
- 『アメリカ政治入門 危機の構造』(ディビッド・P・カレオ、サイマル出版会) 1972
- 『アメリカの政治 構造と問題』(デイビッド・P・カレオ、サイマル出版会) 1980
- 『ポーランド革命とソ連 グダニスクへの道』(ダニエル・シンガー、ティビーエス・ブリタニカ) 1981.7
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/14 05:08 UTC (変更履歴)
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