イム・グォンテク : ウィキペディア(Wikipedia)

イム・グォンテク(林 權澤、1936年5月2日 - )は、韓国の映画監督。

略歴

全羅南道長城で生まれ인물정보(人物情報) NAVER(韓国語) 2011年8月21日閲覧。、光州市で育つ。家族に左翼運動家がおり、周囲から差別された。 朝鮮戦争後に釜山、のち1956年にソウルに移る。ソウルで映画監督鄭昌和と知り合い、映画製作アシスタントとして働くようになる。1962年に映画監督としてデビューした두만강아 잘 있거라 (豆満江〈トゥマンガン〉よ、さらば) NAVER 영화(映画)(韓国語) 2011年8月21日閲覧。。

2016年、第36回韓国映画評論家協会賞 功労映画人賞を受賞。

主な監督作品

  • 豆満江よさらば(1962年)
  • 断腸録(1964年)
  • 法廷を泣かせたオキ(1966年)
  • 妖花張禧嬪(1968年)
  • 雑草(1973年)
  • ソウル奪還大作戦 大反撃(1973年)旧題:ホワイト・バッジ・ファイナル 史上最大の作戦
  • 史上最大の戦場 洛東江大決戦(1976年)旧題:新ホワイト・バッジ 地獄への戦場
  • 壬辰倭乱と桂月香(1977年)
  • 族譜(1978年)
  • 曼陀羅(1981年)
  • アベンコ特殊空挺部隊 奇襲大作戦(1982年)旧題:エア・コンバット 多国籍特殊空挺部隊
  • 霧の村(1982年)
  • 川の流れは止められない(1984年)
  • キルソドム(1985年)
  • チケット(1986年)
  • シバジ(1986年)
  • アダダ(1987年)
  • 波羅羯諦 ハラギャティ(1989年)
  • 将軍の息子(1990年)
  • 開闢(1991年)
  • 英雄武闘伝説/将軍の息子II(1991年)
  • 将軍の息子3(1992年)
  • 風の丘を越えて/西便制(1993年)
  • 太白山脈(1994年)
  • 祝祭(1996年)
  • 春香伝(2000年)
  • 酔画仙(2002年)
  • 下流人生 〜愛こそすべて〜(2004年)
  • 천년학(2007年)
  • 달빛 길어올리기(2010年)

出演作品

  • Les Renaissances Du Cinema Coree(2005年/ドキュメンタリー映画)
  • 황금어장(2010年/TVバラエティ/3月9日、3月16日放送分ゲスト出演)

受賞・叙勲

  • 1997年 - 第8回福岡アジア文化賞芸術・文化賞
  • 2002年 - カンヌ国際映画祭 監督賞(『酔画仙』)
  • 2003年 - 湖巌賞芸術部門
  • 2007年 - レジオンドヌール勲章シュバリエ
  • 2016年 - サタジット・レイ生涯功労賞

関連書籍

  • 韓国映画の精神 林権澤監督とその時代(佐藤忠男著、2000年、岩波書店)ISBN 4000028421
  • 林権澤は語る《映画・パンソリ・時代》(福岡ユネスコ協会編、2015年、弦書房)ISBN 4863291280

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/11 08:51 UTC (変更履歴
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