井上俊彦 : ウィキペディア(Wikipedia)

井上 俊彦 (いのうえ としひこ、1965年4月14日 - )は、ホッカイドウ競馬・櫻井拓章厩舎所属の騎手。

来歴

1983年に騎手免許を取得し4月18日に函館競馬、第3競走でマルゼンシーフに騎乗しデビューする(結果は2着)。翌日、函館競馬の第8競走でマツカゼフアミリー優勝し初勝利を挙げた。

1985年7月14日にミナミトウザイでゴールドトロフィーを制し重賞初制覇を飾る。

1987年に初のホッカイドウ競馬リーディングジョッキーに輝くと翌年もリーディングジョッキーとなる。その後1996年、2000年にリーディングジョッキーとなっている。

1999年地方通算1000勝を達成。この年函館3歳ステークスをエンゼルカロで優勝し、JRA重賞初勝利を飾る。

2011年地方通算1500勝を達成。

2019年地方通算1900勝を達成。

2020年北斗盃をレッドカードで優勝し、ホッカイドウ競馬最高齢重賞勝利(55歳1月0日)を達成。

2021年所属していた林和弘調教師の死去に伴い、櫻井拓章厩舎に移籍。

2022年8月30日に地方・中央通算2000勝を達成(10月5日に地方通算2000勝を達成井上俊彦騎手(北海道) 地方競馬通算2,000勝達成 - 地方競馬全国協会、2022年10月7日。2022年10月8日閲覧)。

主な騎乗馬

  • ミナミトウザイ(1985年ゴールドトロフィー)
  • ブロードアサカゼ(1986年帝冠賞、アラブ優駿)
  • オリエントキング(1987年はまなす賞)
  • カネタジエツト(1987年アラブ3歳争覇)
  • ベストボーイ(1987年道営記念)
  • ミスターカイソウ(1988年ステイヤーズカップ)
  • アンザラクイン(1989年クィーンカップ)
  • タキノニシキ(1989年北海優駿、ステイヤーズカップ)
  • ヒノデブレイブ(1990年北斗盃)
  • ベストファーザー(1994年北斗盃)
  • クローリバー(1996年北海優駿)
  • インマノカミ(1997年旭岳賞)
  • トウショウラッキー(1998年ヤングチャレンジカップ)
  • エンゼルカロ(1999年函館3歳ステークス
  • タキノスペシャル(1999年北海道3歳優駿
  • ダイコーフクキタル(2000年ヤングチャレンジカップ)
  • ナミ(2000年エーデルワイス賞
  • トップザバトン(2006年北海道2歳優駿
  • ギルガメッシュ(2007年瑞穂賞)
  • ネフェルメモリー(2008年フローラルカップ)
  • リフレックス(2011年赤レンガ記念)
  • レイモニ(2001年リリーカップ、瑞穂賞)
  • マチカネオイカゼ(2011年ビューチフルドリーマーカップ)
  • ダブルオーセブン(2011年OROカップ)
  • ショウリダバンザイ(2012年ノースクイーンカップ、2013年コスモバルク記念)
  • アウヤンテプイ(2013年道営スプリント)
  • バルーン(2013年瑞穂賞、2014年コスモバルク記念)
  • ヤマノミラクル(2014年北海優駿)
  • タケルオイジ(2014年サンライズカップ)
  • ウルトラカイザー(2014年瑞穂賞、道営記念、2015年コスモバルク記念、赤レンガ記念、2016年コスモバルク記念)
  • リックカグラ(2015年知床賞)
  • レッドカード(2020年北斗盃)
  • ブライトフラッグ(2020年ブリーダーズゴールドジュニアカップ)

関連項目

  • 騎手一覧
  • ホッカイドウ競馬

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/12 14:35 UTC (変更履歴
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