間好子 : ウィキペディア(Wikipedia)

間 好子(はざま よしこ、1928年 - 2001年10月12日)は沖縄県出身の俳優、脚本家、演出家。劇団「乙姫劇団」二代目団長。琉球舞踊「玉城流乙姫要乃会」会主。本名:上間好子(うえまよしこ)。

略歴

那覇市の辻遊郭で生まれる。1949年、上間郁子による女だけの沖縄芝居の劇団「乙姫劇団」の創立に参加。男役として看板役者となる。

一方で、『男はつらいよ』シリーズや、沖縄出身の高嶺剛監督作など、映画にも出演。

1990年に、上間の死を受けて、二代目団長に就任。晩年まで舞台にたち続けた。

1995年に沖縄県文化功労者。1999年には沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者に認定された。

2001年、多臓器不全のため死去『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.482。翌年、自叙伝と関係者の証言をまとめた『永遠の樽金(たるがに)』が刊行された。

出演

映画

  • 月城物語(1958) 監督:大日方伝
  • 山原街道(1958) 監督:大日方伝
  • 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980) 監督:山田洋次
  • パラダイスビュー(1985年) 監督:高嶺剛
  • ウンタマギルー(1989年) 監督:高嶺剛

著書

  • 永遠の樽金 おもろ出版 2002

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/27 03:37 UTC (変更履歴
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