井内秀治 : ウィキペディア(Wikipedia)
井内 秀治(いうち しゅうじ、本名:いうち ひでじ、1950年『魔界皇子虎王伝①』角川スニーカー文庫、1991年、ISBN 4-04-411804-3 裏表紙:著者来歴より9月15日 - 2016年12月15日井内秀治様 ご逝去に寄せて - プリティーリズム CD・DVD公式ウェブサイト、2016年12月21日、2016年12月22日閲覧。)は、日本の男性アニメーション監督、アニメーション演出家、脚本家、原作者。小説も手がける。神奈川県出身。
概要
東京デザイナー学院アニメーション科(現東京ネットウエイブ)卒業デザインの総合専門学校|東京デザイナー学院(TDG)|アニメーション科スペシャルコンテンツ 。タイガープロ、自身が代表を務めるリード・プロジェクト(近藤信宏、山本裕介、山口亮太が一時期所属)を経て活動していた。
代表作に『魔神英雄伝ワタルシリーズ』、『魔動王グランゾート』、『ママは小学4年生』、『ヤマトタケル』、『激闘!クラッシュギアTURBO』『プリティーリズム』シリーズなどがある。1990年には、『魔神英雄伝ワタル』が評価され日本アニメ大賞演出賞を受賞した井内秀治『日本映画人名事典 監督編』p43 キネマ旬報社編 1997年。
井内の人柄について近藤信宏・福田己津央・谷田部勝義・川崎ヒロユキらスタッフや、声優の田中真弓など複数の人物が「井内さんは寡黙だった」「井内さんはシャイで人見知りする方だった。後年は多少饒舌になったが、東京ムービー新社の作品に参加していた頃、他の演出家からも井内さんと会話した記憶がないという人がいた」(近藤談)と証言している。その中でも80年代半ばに知り合った近藤とは親交が深く、リード・プロジェクトを共同設立し副社長を任せる、近藤の出身地の新潟の帰省に井内も同行し観光を楽しむ、アニメ会社ブリッジの所属となった近藤の監督作に井内を絵コンテ・演出で起用するなど、両者の交流は井内の晩年まで続いた。
2016年12月15日死去。享年66。死因は非公表。
脚本家・山口亮太は弟子。アニメ監督・演出家の日高政光・山本裕介、脚本家の山野辺一記からは師匠と呼ばれる。
参加作品
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
小説
特記の無い限り全て角川スニーカー文庫より、以下全て著作
備考
- 宇宙戦艦ヤマトが地中から発進するシーンの演出助手、テレビシリーズ『銀河鉄道999』の最終回演出などを担当した。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/27 09:27 UTC (変更履歴)
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