和泉友子 : ウィキペディア(Wikipedia)

和泉 友子(いずみ ともこ 1962年1月17日週刊少年マガジン 1981年8月19日号 巻頭カラー特集(p.3 - 7)セブンティーン 1981年6月30日号 p.24 - )は、1980年代前半期に活躍した日本の元タレント、歌手。東京都世田谷区出身GORO 1981年6月25日号 p.208「ニューアイドルにアタック」月刊カメラマン(モーターマガジン社)1981年8月号 p.26 - 29「フォトローグ 和泉友子」(「大田区生まれ」の情報もあり)。過去の所属事務所は渡辺プロダクションDERUXEプレイボーイ 1981年12月号内のグラビアページより。。本名:清瀬 啓子(きよせ ひろこ)。

来歴・人物

公表されていたサイズ(1981年当時)は、身長163cm、体重49kg、B82cm、W60cm、H86cm週刊明星 1981年7月30日号 最後のページ「Hope」より。。血液型A型。

趣味は読書、サーフィン、ジャズダンス、スケートボード、ローラースケート、ミッキーマウスの小物集め(1981年当時)、海辺の散歩(子供の頃から海が好きだったことから)GORO 1981年10月8日号 p.106 - 109 グラビアページ。ウィンドサーフィンもやっていたことがある月刊ラジオマガジン 1981年9月号「気になるあの人!この話!」(p.8 - 9)。特技は器械体操。

9歳の頃から8年間、池上本門寺の合唱団に所属、ソプラノを担当していた。中学2年生の時にKISSが好きで大のロックファンだったことからギターを始め、同じ頃に詩を書き始めていた。

東京都立城南高等学校卒業。高校生時代はガールズバンドを組んで活動、ギターとリード・ボーカルを担当。

子供の頃は保育士か添乗員に憧れていたことがあり、高校3年生の時には自分の進路について悩んでいたこともあったが、そんな時に雑誌でヤマハ・ボーカル・コースのオーディションを見て応募、一度は補欠合格に留まったが、再挑戦を試みて合格してデビューのきっかけをつかむ。作詞家の片桐和子のもとでレッスンを積み、1981年6月21日発売のシングル『青い水平線』(CBS・ソニー)で歌手デビュー。同年には、ほぼ同期で同じ事務所に所属していた速水陽子、若杉ひと美、沢田富美子と共に「ナベプロ四人娘」としても売り出された。デビューした1981年には、第7回日本テレビ音楽祭で新人賞候補、第14回新宿音楽祭銅賞、第12回日本歌謡大賞新人祭りにて優秀新人に当選と、賞レースに多くノミネートされた。

丸顔に大きな目から、レッスンを受けてもらった片桐和子に「日向ぼっこのコアラ」と言われるようになり、そこから「コアラちゃん」のニックネームが付いた。

1983年7月に渡辺プロ系列の事務所「クマ・スタジオ」に移籍ラジオマガジン(モーターマガジン社)1983年9月号 p.40 - 43「真相究明 1983年6月30日 サヨナラも言えなかった… ラジオ関西『真夜中ギンギラ大放送』リスナー不在のパーソナリティ交替劇」。それ以降は目立った活動も無くなり、実質引退状態になったが、その後、ケイエスクリエイトから発売されたCD『不滅のテレビアニメ主題歌集 ~草原のマルコ・よあけのみち~』にて、『デリケートに好きして』(『魔法の天使クリィミーマミ』主題歌、オリジナル歌唱:太田貴子)をカバーして歌い、これに同曲が収録されている。

ディスコグラフィー

シングル

発売日レーベル規格品番タイトル作詞作曲編曲
1981年6月21日CBS・ソニーEP:07SH1005A青い水平線片桐和子穂口雄右
B秋の気配
1981年10月21日EP:07SH1068A街角ロンリネス竜真知子
Bよそ見しないで片桐和子
  • 『青い水平線』は、オムニバスCD『フラワー・ポップスvol.2』(2000年11月5日発売、発売・販売元:新星堂)に収録されCD化されている。
  • 『街角ロンリネス』は、オムニバスCD『フラワー・ポップス・シリーズ5 幻のビューティー・アイドル』(2001年11月10日発売、発売・販売元:新星堂)に収録されCD化されている。

アルバム

レーベル規格規格品番アルバム備考
アポロンカセットテープSZ-5287きみに声かけたくてA面#初恋の人に似ている#*作詞:北山修 / 作曲:加藤和彦 / 編曲:山田直毅#恋人志願#*作詞:竜真知子 / 作曲・編曲:穂口雄右#フワフワ・バブル・ラブ#*作詞・作曲:かろい風多 / 編曲:山田直毅#青い水平線#*作詞:片桐和子 / 作曲・編曲:穂口雄右B面#秋の気配#*作詞:片桐和子 / 作曲・編曲:穂口雄右#よそ見しないで#*作詞:片桐和子 / 作曲・編曲:穂口雄右#落葉の物語#*作詞:橋本淳 / 作曲:すぎやまこういち / 編曲:山田直毅#街角ロンリネス#*作詞:竜真知子 / 作曲・編曲:穂口雄右カセットテープのみ発売。本人のメッセージ付。歌詞カードは本人直筆による。

出演

テレビ

  • クイズ・ドレミファドン! (フジテレビ レギュラーアシスタント)
  • 8時だョ!全員集合 (TBS)
  • 新春水上大運動会 (TBS)
  • 歌謡ドッキリ大放送!! (テレビ朝日)
  • 世界おもしろネットワーク (テレビ東京)- キャスターとしてレギュラー出演

ラジオ

  • 真夜中ギンギラ大放送 (ラジオ関西)
    • 木曜深夜出演。出演は1983年6月23日まで。次の6月30日放送分のための取材をしていたが、その後家に帰ってから電話で「(番組が)終わった」ことを知らされ(この番組自体は1983年7月以降も継続して1984年9月まで放送)、お別れの言葉も言えないまま交替させられたことで本人は「きつねにつままれたようで、ショックよりも、何でかなというのが先に立っちゃって」と話している(この詳細については真夜中ギンギラ大放送#1983年7月の一部パーソナリティ交替劇の節も参照)。

映画

  • アゲインスト むかい風 (1981年11月28日公開、東映セントラルフィルム)- 松永美津子 役

CM

  • ペプシコーラ
  • 吉田飼料『スイミー』

連載

  • 月刊オートバイ(モーターマガジン社)「TOMOKOのフワフワバブルLOVE」

出典

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/23 06:45 UTC (変更履歴
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