ダン・ミラー : ウィキペディア(Wikipedia)
ダン・ミラー(Dan Miller、1981年6月30日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ニュージャージー州スパルタ出身。ミラー・ブラザーズMMA所属。元IFL世界ミドル級王者。
総合格闘家のジム・ミラーは実弟。
来歴
元々はスパルタ高校時代にレスリングを学んでいた。2005年より弟ジムと共にプラネット柔術で総合格闘技を始め、同年11月19日、Reality Fightingでプロデビューを果たした。
2006年4月29日、マイク・マッセンジオに判定で敗れ初黒星を喫した。6月からはCFFCに出場、10月6日にはランス・エヴァーソンを破りミドル級王座獲得に成功した。
2007年はCFFCで防衛戦に勝利後、IFLと契約、ヘンゾ・グレイシー率いるニューヨーク・ピットブルズに所属、8月2日の緒戦では負傷欠場したファビオ・レオポルドに代わり出場、デイブ・フィリップスに勝利した。
2008年5月16日、IFL世界ミドル級タイトルマッチで王者ライアン・マッギヴァーンと対戦、膝十字固めで一本勝ちを収め王座獲得に成功した。その後は7月31日のIFLの活動停止に伴い、弟ジムと共にUFCと契約、9月17日のではロブ・キモンズに一本勝ちし、緒戦を飾る。1か月後の10月25日にはUFC 90に出場、マット・ホーウィッチに判定勝利を収め元IFLミドル級王者同士の対決を制した。
2009年2月7日、でジェイク・ロショルトに一本勝ち。5月23日のUFC 98ではチェール・ソネンに判定で敗れた。
2010年2月6日、UFC 109でデミアン・マイアと対戦し、0-3の判定負け【UFC109】組み技の攻防見られず――マイアが判定勝利 MMAPLANET 2010年2月7日。5月29日、UFC 114でマイケル・ビスピンと対戦し、0-3の判定負けでUFC3連敗となった【UFC114】ミドル級実力者対決は、ビスピンに軍配 MMAPLANET 2010年5月30日。
2010年8月28日、UFC 118でジョン・ソルターと対戦し、アナコンダチョークで一本勝ちを収めた【UFC118】ミラー、正面リアネキドチョーク(?)で一本 MMAPLANET 2010年8月29日。12月11日、UFC 124でジョー・ドークセンと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。
2012年6月22日、ウェルター級転向初戦となったUFC on FX 4でヒカルド・ファンチと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年7月12日、2年4か月ぶりの復帰戦となったThe Ultimate Fighter 21 Finaleでトレバー・スミスと対戦し、0-3の判定負け。2連敗となりUFCからリリースされた。
戦績
獲得タイトル
- 初代CFFCミドル級王座(2006年)
- 第3代IFL世界ミドル級王座(2008年)
表彰
- ブラジリアン柔術 黒帯
- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- IFL王者一覧
- UFC選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/09 17:23 UTC (変更履歴)
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