ジョー・ライアン : ウィキペディア(Wikipedia)

ジョー・ライアン(, 本名:ジョセフ・フィリップ・ライアンJoseph Philip Ryan, 1996年6月5日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州マリン郡出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのミネソタ・ツインズ所属。

経歴

プロ入り前

のMLBドラフト39巡目(全体1168位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、契約せずにカリフォルニア州立大学ノースリッジ校へ進学した。

プロ入りとレイズ傘下時代

へ転校したにMLBドラフト7巡目(全体211位)でタンパベイ・レイズから指名されプロ入り。傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビューし、12試合(先発7試合)に登板して2勝1敗、防御率3.72、51奪三振を記録した。

はA級、A+級シャーロット・ストーンクラブズ、AA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、3球団合計で24試合(先発22試合)に登板して9勝4敗、防御率1.96、183奪三振を記録した。

5月23日に東京オリンピック野球アメリカ大陸予選のアメリカ合衆国代表に選出された。同大会でアメリカ合衆国代表は本戦出場権を獲得した。7月2日には東京オリンピック本戦野球アメリカ合衆国代表に選出された。予選ラウンドのイスラエル戦に登板し6回1失点で勝利投手になった。アメリカ合衆国代表は決勝で日本に敗戦し、ライアンは銀べダルを獲得した。

ツインズ時代

2021年7月22日にネルソン・クルーズ、カルビン・ファウチャーとのトレードで、と共にミネソタ・ツインズへ移籍した。 9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のシカゴ・カブス戦で先発したが、5回3失点の内容で敗戦投手となった。この年メジャーでは5試合に先発登板して2勝1敗、防御率4.05、30奪三振を記録した。

は4月8日のシアトル・マリナーズとのシーズン開幕戦で開幕投手に抜擢された(4回2失点で敗戦投手)。

6月22日のレッドソックス戦で自身初となる完封勝利を記録した。

投球スタイル

長所は奪三振率が際立って高いことである。この理由としては速球がスピン量の多いライジングボールであり、高い確率で空振りを取れるからだと言われている。

詳細情報

年度別投手成績

MIN550002100.66710026.2164500301012124.050.79
272700013800.619604147.011520470101512060583.551.10
2929110111000.524672161.21553234061973083814.511.17
23230007700.500538135.01101923051472159543.600.99
MLB:4年8484110332600.5591914470.139675109021525812142053.921.07
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度球団投手(P)
試合刺殺補殺失策併殺守備率
2021MIN51110.667
20222721110.929
2023293811.917
20242310920.905
MLB84162951.900
  • 2024年度シーズン終了時

背番号

  • 74(2021年)
  • 41(2022年 - )

代表歴

  • 2020年オリンピックアメリカ大陸予選野球アメリカ合衆国代表
  • 2020年オリンピック野球アメリカ合衆国代表

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 R

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/06 06:31 UTC (変更履歴
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