男装女子と吸血鬼の同居生活を描く「ヴァンパイア男子寮」長山延好と待田堂子のタッグで24年にTVアニメ化
2023年10月31日 19:00
遠山えま氏のラブストーリー漫画「ヴァンパイア男子寮(ドミトリー)」が、2024年にテレビアニメ化されることが決定した。ティザービジュアル第1弾が公開されている。
「わたしに××しなさい!」で知られる遠山氏が「なかよし」(講談社)で2018年から連載中の原作は、累計25万部を突破した人気作。天涯孤独になってしまった山本美人(やまもと・みと)は、住むところもなく困っていたところを吸血鬼の早乙女ルカに拾われ、自分の血をルカの“エサ”にすることを条件に、個性豊かなイケメンたちが生活する聖ヶ丘男子高校の男子寮に入寮。男装して女性であることを隠したまま、キケンな同居生活を送っていく。単行本の最新第12巻は11月13日に発売。
テレビアニメ化は「なかよし」の創刊70周年と、遠山氏のデビュー20周年を記念して実現。「ランウェイで笑って」や「うらみちお兄さん」を手がけた長山延好監督と脚本の待田堂子が再びタッグを組む。アニメーション制作は「うらみちお兄さん」のスタジオブラン。
ティザービジュアル第1弾には、「あなたのエサになりたい…!」というキャッチコピーとともに、美人と彼女の首筋に迫るルカの妖しげなツーショットが描かれている。
原作者の遠山氏は「『ヴァンパイア男子寮』アニメ化決定しました! 応援してくださった読者の皆様のお陰です。アニメ化は子供の頃からの憧れだったので、夢がかなって本当にうれしいです!! 美人やルカがどんな風に動いてしゃべるのか、想像しただけでとっても楽しみで、視聴できる日が今から待ち遠しいです。ぜひ応援してくださいね」とアニメ化決定を喜び、長山監督は「少女漫画の世界観でのアニメづくりは初挑戦となるので、アニメ媒体でどんな作品に仕上がるのか監督としてもとても楽しみです。ルカと美人との甘くてキケンなドキドキの共同生活を、原作の魅力そのままにアニメ化できるよう制作陣一同がんばります!」と意気込みを語っている。
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