米ソニーの製作部門のトップに元FOX重役が就任
2015年2月26日 06:00
[映画.com ニュース] ソニー・ピクチャーズの映画製作部門のトップに、元FOXの重役のトム・ロスマン氏が就任することになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。ソニーは、ハッキング騒動の影響で長年映画部門を指揮してきたエイミー・パスカル共同会長が辞任を表明していた。
ロスマン氏は2000年から12年までフォックス・エンタテイメント・グループで現会長のジム・ギアノプロスと共同で会長を務めた人物で、13年からはソニーのトライスター・ピクチャーズ部門を率いていた。エイミー・パスカル氏がクリエイターとの関係を大切にするタイプだったのに対し、ロスマン氏はコスト重視の姿勢で知られるため、今後、ソニー映画の作風が変わることになりそうだ。