アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」約2日間で全世界100万視聴を突破

2014年7月9日 16:20

［映画.com ニュース］　「美少女戦士セーラームーン」シリーズとして、17年ぶりのアニメ新シリーズとなる「美少女戦士セーラームーンCrystal」が、7月5日より動画配信サイト「niconico」で配信が開始された。「ニコニコ生放送」で国内向けの第1話の最速上映会が開催され、「ニコニコ動画」で英語や中国語、フランス語など、12カ国語で全世界同時配信された。その来場者数と再生数が、配信開始より約2日間で100万視聴突破を記録した。

同日には渋谷や新宿など国内5大都市の大型ビジョンで「美少女戦士セーラームーンCrystal」の冒頭約4分間が同時中継されたほか、フランス・パリで開催されたジャパンカルチャーイベント「JAPAN EXPO」には、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン　-Petite Etrangere-（プチテトランジェール）」でセーラー戦士のキャストを務めるセラミューを招待し、パフォーマンスが披露された。さらに、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたアニメ・コミックのイベント「ANIME EXPO 2014」では、会場に「セーラームーン」シリーズ紹介コーナーやスタンプラリーなどが設けられ、現地のファンやコスプレイヤーが大勢詰めかけた。

「美少女戦士セーラームーン」は、1992年から月刊誌「なかよし」（講談社刊）で連載が開始された武内直子のコミック。原作単行本は17カ国語に翻訳、アニメシリーズは40カ国以上で放送され、世界規模の社会現象を起こした。

アニメシリーズ最新作「美少女戦士セーラームーンCrystal」は、現在の映像表現を用いて原作を一から再アニメ化。制作は過去のアニメシリーズと同じく東映アニメーションが行い、オープニング・エンディング主題歌は、ももいろクローバーZが歌う。キャストは、セーラームーン役の三石琴乃が旧シリーズから続投、仲間となる4人のセーラー戦士役はオーディションで選ばれた新キャスティングとなる。

主人公・月野うさぎと4人の仲間たちがセーラー戦士となり、悪の組織・ダークキングダムと戦う物語。ドジで泣き虫だが元気いっぱいの中学生・うさぎは、額に三日月模様をもつ黒猫・ルナと出会い、愛と正義のセーラー服美少女戦士・セーラームーンに変身できるようになる。そして、ルナから仲間の戦士たちとともに幻の銀水晶を探し出し、月のプリンセスを守る使命を言い渡される。一方、かつて地球と月を侵略した組織・ダークキングダムは銀水晶を狙い、暗躍を始めていた。5人のセーラー戦士たちは、ダークキングダムが送り込む妖魔たちとの戦いに身を投じていく。（トーキョーアニメニュース）

【映画.com×トーキョーアニメニュース】