ハリウッド制作会社、中国企業から10億ドルの資金を調達
2014年6月30日 07:30
[映画.com ニュース] ハリウッドで新たに立ち上げられた制作会社スタジオ・エイト(Studio 8)が、中国企業から10億ドルの資金を調達したとnikkifinke.comが報じた。
スタジオ・エイトは、ワーナー・ブラザースの製作部門で長年トップを務めたジェフ・ラビノフが立ち上げた注目の制作会社だ。出資をするのは、上海を拠点にする中国の民営投資会社Fosun International(復星)。同社は中国本土や香港、マカオ、台湾での配給権を得ることになるという。
ラビノフは、ワーナーの重役を17年間務め、映画部門モーション・ピクチャーズ・グループのトップとしてさまざまなヒット映画を手がけてきた。そのため、クリストファー・ノーランやベン・アフレック、バズ・ラーマンといったクリエイターと強いパイプを持つ。ワーナーの最高経営責任者の候補のひとりだったが、ホーム・エンタテインメント・グループのケビン・ツジハラに敗れ、昨年辞任している。