アカデミー賞司会をオファーされた人気コメディアン、生放送で固辞表明

写真：LNC / Richard Miller/Camera Press/アフロ

［映画.com ニュース］　来年のアカデミー賞授賞式をオファーされていた米コメディアン、ジミー・ファロンが辞退を正式表明したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

司会者の選定をめぐり、同賞を主催する映画芸術科学アカデミー（AMPAS）が、授賞式のプロデュースを長寿コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のベテランプロデューサー、ローン・マイケルズに依頼。マイケルズは、「サタデー・ナイト・ライブ」出身の人気コメディアン、ジミー・ファロンにアカデミー賞の司会を持ちかけていた。

しかし、米NBCの朝の情報番組「トゥデイ」に出演したジミー・ファロンは、生放送でオファーがあったことを認めながらも「今年はぼくの年ではなかった」と表明。詳しい理由については明らかにしなかったが、来年のアカデミー賞授賞式中継を行うABCが、NBCの夜のトーク番組「Late Night with Jimmy Fallon」の顔であるファロンに反対したため、辞退せざるを得なくなったものだとみられている。