「コラライン」製作スタジオ、新たな児童書の映画化権を獲得
2012年4月20日 15:30
[映画.com ニュース] ストップモーションアニメを専門とする新興アニメスタジオのライカ(Laika)が、「ファンタスティック Mr. Fox」でアニメーション監督を務めたマーク・グスタフソンの新作の準備に入ったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
SF作家フィリップ・リーブの童話「ゴブリンズ(原題)」の映画化で、醜くてイタズラ好きなゴブリン(小鬼)の世界が舞台となる。ライカは、ナイキの共同設立者フィル・ナイト会長が所有するアニメーション工房で、オレゴン州ポートランドに拠点を置く。
ヘンリー・セリック監督の「コララインとボタンの魔女」(09)を手がけたことで知られ、長編第2弾「ParaNorman」が今年8月17日に全米公開される予定。グスタフソンはストップモーションアニメ界のベテランで、ウェス・アンダーソン監督の「ファンタスティック Mr. Fox」を経て、現在はギレルモ・デル・トロ監督と共同でストップモーションアニメ版の「ピノキオ」を監督している。