デビッド・リンチ監督、“ドンペリ”キャンペーン広告を制作

写真：アフロ

［映画.com ニュース］　仏パリの会員制ナイトクラブのプロデュースや、初のソロアルバム発売など、多岐にわたって精力的に創作活動を展開する鬼才デビッド・リンチ監督が、新たに仏モエ・エ・シャンドン社のシャンパン「ドン・ペリニヨン」キャンペーン広告を手がけた。

米Nownessによれば、リンチ監督は広告制作にあたり、17世紀に修道士ドン・ペリニヨンがシャンパンを製法した仏オーヴィレール村を訪問。そこで得たインスピレーションをもとに、米ロサンゼルスのスタジオでスモークと火花が散るなか「ドン・ペリニヨン」の紋章が暗闇に浮かび上がる、セクシーで幻想的な写真の数々を撮影したという。

リンチ監督の撮影風景は、「デュラン・デュラン」のドキュメンタリーなどで知られる映像アーティスト、ギャビン・エルダーが1本のショートフィルムとして完成させており、新しいアイデアに次々と挑戦する実験的な試みが好きだと語るリンチ監督のインタビューも収められている。

リンチ監督による「ドン・ペリニヨン」キャンペーン広告は、12月から各国のライフスタイル＆ファッション誌でお披露目される。