英デザイナー、アレキサンダー・マックイーンが40歳で死去

2010年2月12日 12:20


親友ケイト・モスも訃報に大ショック
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[映画.com ニュース] 英ファッションデザイナーのアレキサンダー・マックイーン氏が2月11日、ロンドンの自宅で遺体で発見された。40歳だった。自殺の可能性が高いと見られ、一部の英メディアは同氏が首を吊っていたと報じている。

同氏は最愛の母ジョイスさんを数日前に亡くしており、ここ数日、自身のツイッター上に憔悴しきった様子がうかがわれるメッセージを残していた。

グッチグループ傘下で同氏のブランドを運営するアレキサンダーマックイーン社は氏の逝去を同日発表し、開催中のニューヨーク・ファッションウィークでその日行われる予定だったセカンドライン「McQ」のショウは急遽キャンセルされた。

1969年、ロンドンに生まれたマックイーン氏は、16歳で紳士服街サビルローのテイラーで働き始め、のちに名門ファッションスクールのセントラル・セント・マーチンズに入学。同校の卒業コレクションを、著名スタイリストでファッションエディターの故イザベラ・ブロウが全点買い上げたことで一躍注目された。その後92年に自身の名を冠したブランドを立ち上げ、96年には弱冠27歳でジバンシィのデザイナーに抜擢(のちに辞任)。ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4度受賞するなど、英国を代表するデザイナーの1人だった。

映画界、音楽界にも多くのファンを持ち、マドンナは「リー・マックイーンはファッション界において並ぶもののない真の預言者でした。まさに美の創造者でした。何という悲劇でしょう」とのコメントを発表した。

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