「エクソシスト」最新作は、2バージョンが存在?
2004年4月20日 12:00
ポール・シュレーダー監督が手がけた「エクソシスト ザ・ビギニング」は、レニー・ハーリン監督によって再撮影・再構成されてしまったが、製作を手がけたモーガン・クリーク社が、両方のバージョンをDVD化する計画を立てていることが明らかになった。完成版として劇場公開されるのはレニー・ハーリン監督版のほうだが、ポール・シュレーダー監督版とはまったく違った仕上がりになっているために、どちらもDVDに収録して、違いを楽しんでもらいたいという。企画実現のためには権利関係の問題を処理しなくてはならないが、シュレーダー監督はこの案を歓迎しているという。何やら松竹の「RAMPO」を思い出させる話である。