喜劇王ボブ・ホープ、100歳の大往生
2003年7月29日 12:00
アメリカの喜劇王と呼ばれたコメディアンのボブ・ホープが27日、肺炎のため、カリフォルニア州トルカレークの自宅で死去した。5月29日に100歳を迎えたばかりだった。葬儀は密葬で営まれる予定。
イギリス生まれのホープは、4歳の時に家族とともに米オハイオ州クリーブランドに移住。12歳のときに出場したチャップリンの物真似コンテストで入賞し、大学在学中にショービジネスの世界に。以後、舞台や映画、ラジオ、テレビなどさまざまなメディアで大活躍。約70年に渡って、映画75本、テレビ番組475本、ラジオ番組1000本以上に出演した。映画では、ビング・クロスビーと共演した「シンガポール珍道中」(40)などの「珍道中」シリーズが有名。