アイス・エイジの監督、トルコ戦まっただ中に会見
2002年6月18日 12:00
親とはぐれた人間の赤ちゃんを親元に届けるため、氷河期の可愛い動物たちが右へ左へ大活躍するフルCGアニメ「アイス・エイジ」。全米で大ヒットを記録した本作のプロモーションのため、監督のクリス・ウェッジが初来日し、18日、帝国ホテル(東京・日比谷)にて来日記者会見を行った。当日は降りしきる雨に加え、W杯日本対トルコ戦のまっただ中という最悪の条件ではあったが、会場には公開を待ちきれないマスコミ関係者が多数つめかけた。
「氷河期というのは実は知っているようであまり知られていません。氷河期の動物にとって人間の存在はとても大きいし、脅威にもなりうる。その垣根をこえて、心を通わせて協力していくことに魅力を感じ、作品のテーマとしました」とこの作品が単なるCG一辺倒ではない、“こころのふれあい”をテーマにしたものであることを強調した。
また評価の高い日本のアニメーションについては「宮崎駿監督の作品が一番好きです。彼独特のファンタジーの世界へ知らず知らずのうちに自分が引き込まれてしまうのは物語がしっかりしているからだと思います。私も参考にしたいと思います」と語った。「アイス・エイジ」は8月3日より全国東宝洋画系にて夏休みロードショー。