劇場公開日 2024年1月12日

ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価

全390件中、1~20件目を表示

5.0予想外に面白かった

2024年4月8日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

三重構造… かなり良くできたプロットに驚かされた。
2時間ドラマ的な作品かと思ったが、大作だった。これが東野圭吾さんの作品だと知り納得した。
東野さんの作品は何十冊も読んでいるが、これはまだ読んでいなかった。
最初の設定が自然だ。オーディションの最終選考会。
ここで事件が起き、「探偵になったつもりで犯人を捜せ」というのが合格条件だ。
面白いのが、「殺されれば」そこで終了なのだが、犯人役はすでに選考されていて、犯人はオーディションの主役ではないことが決定しているはずだ。もしこの中に犯人がいるのであればだ。そう思いつつ見ていた。
このオーディションは東郷先生なるものが主催したことになっている。
しかしそれは建前で、本当は悪ふざけのために起きてしまった劇団員の痛ましい事故と下半身不随という障害に由来する。
障害者となった朝倉雅美は、劇団のリーダーの本多に、悪ふざけをしたあの3人を殺害してほしいと依頼、本多がこれを了承する。
しかしながら実際そんなことなどできるはずもなく、その3人に決死の芝居をさせ、何とか朝倉に納得してもらおうと、このオーディション企画を設定した。
この作戦に中西と田所だけが参加しておらず(むろん久我も)、事実を知らないことで彼らの芝居がリアリティを増すのだ。
劇団員ではない唯一の人物久我は、同じ劇団員同士の仲の悪さを肌で感じ取る。
役を取るために反則技をする役者もいることが表現されている。
本多の脚本では、あの山荘の中では犯人はわからなかったことになっていたと思われる。
名探偵ぶりを発揮し、見事犯人を突き止めたのが久我だった。
本多にとって想定外のことが起きたものの、本多の決死の芝居劇に騙したほうだと思い込んできた朝倉が、騙されたことを知って、最終的には納得できたことが救いのように感じた。
そもそもお互いの芝居の良し悪しなどではなく、卑怯な手を使っているのだろうという疑心暗鬼が彼らの純粋な芝居にかける思いを揺るがしていたのだ。
「努力しても報われない世界」 これが本音だ。
このオーディションを通して、彼らの壊れたきずなが修復していくということが、言いたかったことなのだろう。
彼女に対する「謝罪」を、参加者全員で渾身の芝居をすることで成し遂げたのだ。
これがきっかけとなり、この出来事すべてをお芝居にして大ヒットさせた。
つまり四重構造となったのだ。
そしてこの作品を舞台上で締めくくる設定もよかった。
最後のカーテンコールまでよかったと思う。
これが表面上確認できるこの作品だ。
しかし、
なぜ久我はこのオーディションに参加できたのだろう?
本多が、このオーディションが東郷先生が主催した体にするために見せかけただけなのだろうか?
久我は名探偵という重要な役割を担った。
久我は劇団員ではないという「設定」にもかかわらずだ。
基本的な脚本を書いた朝倉雅美。オーディションと言って殺人を起こすつもりだった。
そこに別の脚本を書き足したのが本多。そして3名の当事者に配役した。
本当に何も知らなかったのが、中西と田所と、部外者の久我。
この物語の「事実設定」を考えると、久我というのが謎すぎてくる。
しかし、
最後のお芝居にも久我が登場することで、この作品はどこまでが事実で、でこまでが芝居なのかわからなくなってくる。久我がこの事件を通して劇団員になったことはありうるだろう。
しかし解せない。久我は最初から参加しているのだ。
原作として小説があるものの、映画として何かを表現しているように感じるのだ。
この作品には映画としての表現と、作中の芝居部分の表現がある。
一見すると山荘で起きた出来事をそのまま芝居にしたように見える。
つまり表面上はあのオーディションこそが事実設定だと考えてしまう。
しかしどうしても久我が謎なのだ。
映画にも芝居にも脚本がいる。
これは、つまり… 「この作品」はいったい誰が書いたという「設定」で成り立っているのだろうか?
起きた出来事と事実そしてそもそもこの作品ができたという「設定」は、朝倉が下半身不随になった出来事だけが事実なのではないだろうか?
そう考えると、久我とはそもそも劇団員でなければ彼が登場することはできない。
本多が見た朝倉のノート、本多はその辛辣な内容を久我に相談した。
そうして二人で書いたのが「ある閉ざされた雪の山荘で」なのではないだろうか?
この作品は憔悴しきった朝倉の復帰を、劇団員総出で迎え入れることで、失われた絆を取り戻す物語なのではないだろうか?
つまりこの作品は、劇団員同士の純粋な役者心と絆がつまらないうわさによって揺らぎ、それがもとで大きな事故へとなってしまい、朝倉が下半身不随になったという「設定上の事実」だけが、事実設定されているものだ。
そしてそこから派生して出来上がったのが渾身作「ある閉ざされた雪の山荘で」というこの作品、本多と久我が脚本したものだ。
最初にあったのが「努力は報われない世界」という失意と疑心暗鬼。
起きてしまった事故と障害。
朝倉の恐ろしいほどの心の影を書いたノート。ここまでが「事実」であり、この作品ができるきっかけだ。
これを基に作ったのが二人で書いた脚本のお芝居。そしてそれらをすべて包み込むように映画という視点で表現したのだろう。
この作品は最初から面白い設定となっている。そしてどこかおかしい。謎だらけだ。
なぜなら、この作品という作品は、「ある劇団で起きた不幸を劇団員総出で立ちなおしていくというひとつの明確な目的で構成されており、それゆえ歪さが垣間見えるのだが、それこそがこの作品を劇団員でひとつひとつ作り上げたのだ」という東野作品の表現した真骨頂だったのではないだろうか?

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R41

5.0救いのある軽いミステリー

2024年2月26日
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あいわた

5.0こういう映画があってもいいと感じた

2024年1月29日
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興奮

ある閉ざされた雪の山荘で
映画館 OSシネマズミント神戸で鑑賞 2024年1月29日(月)
劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。
オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。
しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。

久我和幸(重岡大毅)主人公。オーディションに招待された役者の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である。
本多雄一(間宮祥太朗)華と実力を兼ね備えた劇団「水滸」トップ俳優
中西貴子(中条あやみ)講演直前に役を奪われてしまった女優。劇団「水滸」所属
田所義雄(岡山天音)恋愛感情をこじらせたクセあり怪優。劇団「水滸」所属
元村由梨江(西野七瀬)世間知らずのお嬢様女優。劇団「水滸」所属
笠原温子(堀田真由)役のためならと超勝気なワガママ女優。 劇団「水滸」所属
雨宮恭介(戸塚純貴)誰よりも優しい劇団「水滸」リーダー
麻倉雅美(森川葵)圧倒的な演技力を持つ劇団「水滸」の天才女優

オーディション1日目の夜、温子は電子ピアノのヘッドフォンのコードで絞殺されたという設定
久我は「人を殺すほど本気で引っ張っぱれば、プラグは抜けるはず」と推測するが、温子のネイルが不自然に落ちていたことで、演出ではなく、本物の事件の予感が・・・

オーディション2日目の夜、百梨江が撲殺されたという設定。部屋の壁に血痕が付着していたが、それは血ノリだとすぐわかるものだった。その直後、本物の血がべっとりついた花瓶が発見される。玄関に置かれていた花瓶が、わざと人の目につくところに置かれたようだが、この血は百梨江のものか?それとも誰の血か?

温子と百梨江が消えた際に、事件現場の不自然な点が気になり、残された久我和幸、本多雄一、中西貴子、田所義雄、雨宮恭介らは、「死んだという設定を利用して、本物の殺人事件が起きているのでは」と疑い始める。消えた死体役の役者はどこへ行ってしまったのか。そこへ、防犯カメラもなく、死体を隠せるところとして”ある場所”を思いつく

久我と貴子が犯人捜しのために遊戯室を検証、山荘の外へ出ると、敷地内に古い井戸があるのを発見。井戸には金網で塞がれていたが、よく見ると金網には赤いモヘアの繊維が。赤い服を着ていたのは一体誰なのか?

劇団水滸の人気女優・麻倉雅美は、今回の主演オーディションに落選。
不思議に思っていた久我が理由を聞くと、交通事故で下半身不随になってしまったという。
実は雅美の事故には、劇団メンバーの由梨江、温子、雨宮が深く関わっていた・・・
彼らが今回の最終オーディションで殺される役となったのは、何か理由があるのか?
最終オーディションの本当の目的は・・・

舞台はマジックミラーになっていて、死んだはずの温子が出てきた・・・・・

一体どういうことかといえば

そう、すべては「劇」だったのである。トリック。
トリック映画か?そういう分野があるかどうかはわからないが

だまされたが実に巧妙と感じた。否、絶賛しようじゃあないか。あっぱれだ!

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大岸弦

5.0おもしろかったです。

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」を見に行ってきました。

私が想像しなかった結末でした。

気分が落ち込んでいて、
「もう、人生おしまいかもしれない。」
と思っている人が見ると、元気が出るかもしれません。

おもしろかったです。

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マーフィー

5.0映画も舞台も観てほしいです!

2024年1月23日
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面白い演出だと思ってます。閉ざ雪ならぬ映画公開して、閉ざステの舞台28日までやってます
映画を観てからの、舞台でしたが、とても、楽しめました!奥が深いと、どちらの役者の方々も迫真の演技で、舞台見終わったあと、また映画観に行ってみようと、あ、あそこはそういうことだったのかな?とか考えさせられます。映画の主人公は、重岡大毅くんで、舞台の主演は、室龍太くんどちらも関西Jr.出身の方達でファンは、エモいと、2人を抜擢してるのも、感動しました。舞台は、28日で終わるのですが、舞台もあと一度は観劇させていただきます!映画はまだ続きそうなので何回も観に行きたいと思いました。

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あお

5.0ある閉ざされた雪の山荘で

2024年1月23日
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興奮

ストーリーももちろんですが、今まで観た映像作品の中でも演出が一番好きです。
そこまで観てる訳では無いですが、私の好きな作品と流行っているドラマや映画が一致することがほとんど無いので、こういうワンシチュエーションの作品が増えてくれれば嬉しいです。ちなみに「ファーザー」も好きです。

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ま

5.0ミステリエンターテイメント

2024年1月23日
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知的

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雪

5.0何度でも観て細かな部分を確認したくなる!

2024年1月23日
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ミステリー作品が好きで、今回の映画化を楽しみにしていました。
原作とは少し内容が異なり、面白くもしてくれているため、賛否両論あると思います。
ただ、何度でも観たくなる映画であることは間違いありません。
原作を読んでいれば、1度目は原作との違いを楽しむ。2度目は映画の内容で気になった細かい部分の確認。3度目は原作をもう一度読んでから映画を見に行き、最終確認をして自分の中で消化させる。
最低でも3回は個人的に見に行きたくなる映画となりました。

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ちょこ

5.0サスペンス初心者にはとてもいい!

2024年1月23日
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興奮

萌える

初日に見に行き、3日後にも見に行きました。
そして、来週3回目の追い閉ざ雪してきます。
犯人や展開がキャスティング等で分かりやすいのは確かにありましたが、最後の展開はサスペンス初心者にとっては新鮮で面白いものでした。
サスペンス初心者は取っ付きやすく見やすい作品だと思いました。

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なち

5.0劇中でモバイルやネットが全く使えないと理解すれば、楽しめます

2024年1月23日
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泣ける

幸せ

賛否が分かれているので、東野圭吾さんのファンとしては映画を見終わるまで少し心配していました。
設定でモバイルやネットが使えなく、テレビすら無い中での話だと気付くと腑に落ちました。
だから話の展開が遅いとの意見があるのかと。

いつも情報や時間に追われ、ゲームのようにクリアすることに迫られている私たち。
もっと落ち着いて人のことを見て感じないといけないなぁと、思いました。

見終わった感想は、まず最後に泣いてしまうとは思ってなかったので、自分でもびっくりしました。最後の20分ほどは、感情がグッと押し寄せてきて清々しい気持ちで見終わりました。
もう1度見て確認したことがたくさんあったので、もう1度見たいです。

あと俳優さんたちが言っていた、同世代の群像劇も魅了で、何年かしたら皆さんの代表作になるのでは無いかと感じました。

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むっちゃん

5.0映画館にて観るべき作品。2度目の面白さは随一

2024年1月23日
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単純

興奮

個人的に東野圭吾さん原作の映画は沈黙のパレード振りでした。
主演をかけたオーディションで起きた出来事は演技か事件か…最深の構造は単純なものの、それが入れ子構造式に複雑化していく様がなんとも鮮やかに感じました。

そしてラスト。今まで見てたものは全部、〇〇の上で繰り広げられたものだったのか…?どこまで演技で、どこまで事件なのか…?ともう一重に構造が重ねられるところは鳥肌ものでした。

全て知った上で見た2度目は、俯瞰のショットの意味やセリフのやり取りの真意、小ネタなど多くの気づきに溢れてとても面白かったです。

2回、そして、劇場の指定座席で見ることで、やっと完成する作品ではないかと思ったので、ぜひ劇場(映画館)でみるべき作品と感じました。

ミステリーだけでなく、劇団員の群像劇的側面も色濃い本作、原作の読後感とはまた違った感情を映画のラストで味わえると思います。

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かな

5.0原作好きも楽しめる!

2024年1月22日
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興奮

幸せ

 予告を観たときから楽しみにしていました。豪華なキャスト陣に高い期待を寄せていたのですが、それを遥かに上回る面白さでした!東野圭吾先生が認めてくださった作品だけあって、細かい演出、演者の掛け合い、絶妙なカメラワーク、どこをとっても素晴らしい映画でした!
 主題歌『FICTION』も映画の世界観にリンクしている部分があり、YouTubeにあるMVは解釈を深められるものでした。

 何度観ても楽しいスルメ映画で、細かい演出や伏線を回収するのが好きな方におすすめです!

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ののの

5.0一度見て“つまらない”はもったいない作品

2024年1月22日
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知的

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もち

5.0もう一度観たい

2024年1月22日
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原作ファンでもありますが映画化ということでこの作品の多重構造をどのように表現するのかなと思いつつ観ました。
映像ならではの良さが随所に散りばめられており、期待以上。更に役者さんたちの演技のぶつかり合いがとてもわくわくする演出になっており、見終わったあと満足感に包まれました。
原作の結末を知った上で、更に1度映画
結末も知った上で、もう一度観たいと思います。

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ゆち

5.0未読

2024年1月22日
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ふらんすぱん

5.0観る度に面白い

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

1回目より2回目、2回目より3回目と、鑑賞する度に発見があって楽しいです。
8人の役者の台詞以外の演技が秀逸で、個人ごとに着目しながら観ることをオススメします!

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ナナコ

5.0何回観ても楽しめる映画です

2024年1月21日
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泣ける

笑える

楽しい

初日は観ながら、推理しました。
二回目は皆の動きと目線を細く確認しました。
三回目はキャスト皆さんが仰った面白いエピソードを思い出して、笑いながら鑑賞しました。
原作を読んだ後、再び鑑賞へ行ってきました。
また最後にWEST.君の主題歌が流されて
歌詞を聴きながら、映画のシーンを色々思い出した。

違う感じで鑑賞したら、毎回違う事が発見できます。
鑑賞した方と話したら、また違う発見が出てきます。
色んな角度で楽しめて楽しいです。

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いーちゃん

5.0結末から色々な解釈を想像できる

2024年1月21日
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小説と、映画でのラストで違いを明確にわけ、かつ映画としてこのラストを持ってきたのが、最大のトリックというか、違いを出して正解だったと思う
小説をそのままに映画化するのだとしたら、もう少し細やかな説明や描写がなければならない、だから映画であえてこのラストは、凄く腑におちたし、余韻を残せたと思う

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はら

5.0プロの仕事だわ。

2024年1月21日
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黒リネン

5.0これは?あれは?の多層思考に閉ざされることの面白さ

2024年1月21日
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楽しい

知的

難しい

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酢飯